看護師も英語が話せないと、という時代になりつつあると言いますが実際はどうなのでしょうか。
実際のところ英語が話せる看護師は年々需要が高まっています。
まず外国から日本に移住してきている外国人が年々増えているからです。また徐々に外国からの観光客も増えてきており、病院に来る外国人も増えてきています。コロナ禍の前ではおよそ9割の病院が外国人の受け入れをしたことがある、というほどです。
日本に進出してきている海外の企業も増えているため英語が必要な職場もそれに伴い増えてきているのが現状です。
さらに今は医療ツーリズムという言葉もよく聞くようになっています。医療観光というもので自分の住んでいる国とは違う国や地域で医療を受けることです。日本の医療はレベルが高く、日本も国を上げてこれを応援し外国人観光客の呼び込みをすすめています。
英語のできる看護師の重要はさらに伸びる可能性があります。
しかし英語が話せる看護師はまだまだ少なくとても貴重な存在となります。英語ができると職場の選択肢も広がりますし、さらには海外で働くことも夢ではなくなります。キャリアアップするためにも英語を学ぶことはメリットであることが明らかです。
しかし英語が話せる、仕事に活かせるのはどのくらいのレベルが必要となるのでしょうか。
分かりやすいものでいうと、TOEICで700点以上、英検で言うと準1級であれば問題ないほどのレベルとなります。このレベルの英語力があれば外国人患者相手に意思疎通が可能となり医師との間のパイプ役も可能となります。目指すところがはっきりすると勉強にも身が入りますね。