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県議会で,家庭教育応援条例が提案されています。
「子どもの健全な育成に努めること」は個々の保護者にとっては当然のことかもしれませんが,
それを条例で定め,命ぜられることではありません。
条例は本来,行政に対して議会(住民)が命ずる性質のものですが,本条例はその逆の様相を呈したものと言えます。
「親になるための教育」の実施を条例で奨励することは,多様な価値観を認めること,性的マイノリティへ配慮することとも矛盾します。
私たちが真に求めるのは,子育て世代への支援制度や教育環境の整備です。
このシンポジウムでは,村田秀石委員長が岡山弁護士会会長則武透氏や保護者,県議会議員と
語り,本来の教育の在り方や岡山県の教育行政に望むことを考えます。
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