まるごと高教組デー2015を開催しました

　午前の部は定通部総会と合わせて，「発達障害の理解と高等学校での特別支援教育」と題して玉野市教育委員会学校教育課長住田義広さんによる講演がありました。増加傾向にある特別な支援の必要な生徒に対してどのような関わりかたをしていく必要があるのか，参加者ひとりひとりが今まさに 現場で向き合っているそうした生徒の顔を思い浮かべながら聞き入りました。

 

　午前のもう一つの企画として，女性部総会と合わせて，「戦後70年～今ドイツに学ぶこと～」と題して，岡山県労働学習協会事務部長の長久啓太さんによる講演がありました。ポーランドのアウシュビッツを訪れた経験から，戦後ドイツが過去の 歴史とどう向き合ってきたかを紹介し，現在の安保法制の動きと合わせて，日本も学ぶべきところがあるのではないかと指摘されていました。

 

　午後のまなそび広場の企画として，今年NPT再検討会議に岡山県代表団の一員として参加した倉敷天城分会の寺脇麻衣先生の報告会がありました。こうした機会を通して今後は積極的に平和について行動を起こしていきたいと力強く語っていました。

 

　まなそび広場の後半企画として，ギター講座を開きました。青年部組合員のギターを弾けるようになってみたい，という願いに応えた企画が実現しました。講師に瀬戸南分会の宮田拓先生を迎え，初歩から丁寧に指導してくださいました。もうひとつの講座としてビリヤード教室を 松本書記長が講師を務めました。エイトボール，ナインボールの実践では参加者も真剣そのものでした。

　そして育休中の先生を応援しようと「ママ・パパ応援カフェ」を開きました。現場復帰を目前に控えて，不安なことや疑問に思うことを相談することができました。

　夜は大懇親会ということで総勢52名の参加がありました。未組合員も15名の参加ということで，組合についての紹介をおこなうとともに，加入のよびかけもおこないました。