9月18日,岡山高教組は県人事委員会を訪れ,間もなく出される県人事委員会勧告が,現場の声をくみ取ったものにするよう申し入れをしました。会の冒頭では,三上執行委員長が現場から集約した全教職員署名(ブルー署名)を提出しました。
ブルー署名については昨年度 を上回る数を集約し,「私の一言」欄には余裕のない働き方を強いられている教職員の切実な声が寄せられていました。それぞれの声を勧告に反映させていくことが重要です。
高教組が打ち出している重点要求への回答では,「現場の実態を把握している」としながらも,とかく「国に準拠」,「民間水準とのバランス」という言葉を連ねた回答に終始しました。県教委が導入を急いでいる人事評価制度の本格実施(賃金リンク)については現場の声を直接伝え,すでに導入をされている管理職の中で弊害が生じていることも紹介し,「長期にわたる地道な職務貢献」に光があたるような,教育現場に適した制度の導入を勧告に盛り込むようもとめました。また,長時間過密労働の実態についても触れ,増え続ける労働時間がまったく改善されていない「違法状態」に対して改善を求める強い勧告をもとめました。
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