おしゃぶり
おしゃぶり、必須アイテムだったよね。
これないと大変だった。
産まれた病院からおばあちゃん家に帰って間がない頃から幼稚園、入園前まで。
産まれたサイズがデカくて、泣き声もデカくて…。
母子同室の病院だったのに泣き声デカくて他の病室からクレームで看護婦さんが新生児室で看ますって連れてかれたもんね。
おばあちゃん家に帰ってからもご近所さんに元気な赤ちゃんね。って。
ま、声がデカいってことだわね。なんて。
で、おしゃぶりを探して、歯の矯正にも良いってあったからヌークのおしゃぶりにしたの思い出した。
このおしゃぶり、どれだけ買ったんだろう。
2〜3カ月に2個は買ってたからね。
これのおかげ?で歯並びは良かったよね。
舌も器用になって、よくみんなにおしゃぶり上下逆さまにされてたよね。
手も使わず舌だけでカシャンって戻してたから。
みんなが集まったら未だに君の小さい頃の話はこのおしゃぶりの話しになるもんね。
で、これがないと眠れない子になっちゃって。
もうすぐ幼稚園って頃になっても手放せなくて、どうしようって心配してた。
で、ATちゃんのおばちゃんとこに遊びに行った時、おばあちゃん家の柴犬のゴウが、君がずっと咥えてるのを狙ってたのよ。
きっと美味しいものだって。😋
君がポロッと落としてゴウがすかさず咥えてもっていって穴があいちゃって。
その日の夜は穴あいたおしゃぶりで空気が入ってきちゃって使い物にならないって寝れないって大変だったね。
私的には、心を鬼にしてもう買わないって決めて、買い物に出かけてもベビー用のカートに君を座らせて自分で売ってるとこに行かせないように頑張った。
君は売り場がどこかわかってるからあっちに行けって訴えてたけど知らないふりしておしゃぶりのある場所を避けて頑張ったの。
夜は穴の空いたおしゃぶりで寝れないってぐずる君を必死で寝かせて。
なくても大丈夫ってまで2週間はかかったかな。
今思えばいい思い出ね。
あの頃の私に教えてあげたいね。
今は大変だけど、もう戻らない貴重な時間よ。じっくり味わってって。
今思えば素敵な時間だったね。
こんな経験させてくれてありがとうね。