恩納村のきれいな路とフェーレーたち

恩納村のとある山道です。

この路は観光標識なんかがあったりするんですけど、
誰ともすれ違ったことがありません。

このきれいな景色を独り占めっていうのも、
なかなか気持ちの良いもんです。


このあたりはその昔、
山賊（追いはぎ）が出没する木々の生い茂る暗い山道だったそうです。
その山賊たちのことをフェーレーって言うんだそうです。

昔は何をするにもホントに大変だったんだなぁって、
つくづく現代のありがたみを感じさせてくれます。

このきれいな未舗装の山道を下ってゆくと、
大きな岩が門のように立ちはだかっています。



この岩陰にフェーレーたちが潜み、
行き交う旅人を襲っていたんだそうです。

今では鬱蒼とした森も無くなり路も舗装されて、
説明の立て札まで立つ観光名所のひとつですが、
昔の旅は本当に命がけだったんですねぇ。

こわい　こわい

そんなことを考えながら、
フェーレー岩を後にして進むと、
物陰からガサガサと何かが飛び出して来ました！！！

「フェーレーか！！！？？？」












現代のフェーレーです・・・・・

食べ物をよこせと脅しをかけられました・・・・・


沖縄ロケ株式会社