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           大橋しょうじ

旧暦3月3日 浜下り(はまうい・はまうり)

2011-04-05 | ゆんたく

今日は旧暦3月3日 はまうい(浜下り)ですね♪

大潮ですのでみなさん海に出ましょう♪





って、なんのことか分からない方も多いと思います。


女性には3月3日(旧暦)に誰も歩いていない浜を歩いて、

体を清めるという儀式があります。

今では、なんとなくお母さんを中心に潮干狩りする日。

みたいになっていますかね^^




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以下、浜下りの由来のひとつ・・・



『カマンタ(大なべの蓋)を地面に置いて、
その下でアカマター(蛇の一種)が7回孵化すると人をだますので、
カマンタは地面に置かないで、木にさげなさいね』と言われていた。



ところが、ある女がアカマターにだまされてしまった。
アカマターが人に化けて、赤いティーサージ(手拭)をかぶり、
女のもとへ来るのを隣の人が見て、

「ねえ、あなたたちに来る人を、あなたは男と思っているのですか」と聞くと、

「はいそうです。私の恋人だもの、男ですよ」

というので、

「あれは人間ではないよ」と教えてあげた。すると、

「どうして、そういうことを言うのですか」

「あなたはたくさんのウー(芭蕉)を紡いであるので、
男が来たら針にウーを通して頭に刺し、あとでそのウーをたどってみなさい。
そうすると行き先がわかるはずだから」

と言われた。

 その通りにすると、
ウーバーラ(芭蕉の糸を入れる竹のカゴ)の一杯紡いであったウーは、
アカマターのガマに全部ひっぱられていたんだって。



ガマの中では人間に化けたアカマターが、

「わたしは人間の女を妊娠させたよ」と自慢していると、

別のアカマターが、

「なあ、人間というものは物知りだからダメになるよ」というので、

「それなら、どうしておろすことができるのか」と聞くと、

「(旧暦)3月3日に海の砂を踏むと、サラサラとおりてしまうよ」

と話していた。



それを聞いた女は、(旧暦)3月3日に海へ行き砂を踏むと、
たくさんのアカマタの子がおりてきていたんだって。
それから、(旧暦)3月3日は浜下りをするようになった。


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