昨日6月1日に特別定額給付金が指定口座に振り込み処理された。
横浜市は5月12日午前0時からオンラインによる申請受付が開始されたので、開始と同時に申請したから、ほぼ3週間かかったことになる。
横浜市によれば支払いは6月からということだったので、まさにその通り最速で支払い処理されたことになる。
たまたま6月1日は自分の80歳の誕生日でもあるので、横浜市が気をきかせてお祝い代わりに早々に支払い処理してくれたのだろうか???と変に勘ぐってしまった。
オンライン処理は非常に簡単に支払処理まで進み、支払いも早いものだと思っていた。
しかし実態はまったく逆で、自治体職員が1件ずつ住民基本台帳のデータとの突合せ、その他の作業を手作業でやらねばならず、郵送による申請よりもたいへんな負荷がかかっていて、自治体によっては途中でオンライン申請を中止し、郵送による申請だけに限定したところもあるとのこと。
新型コロナウイルス問題では、政府(=国)は次から次へと難題が発生し、対応に苦慮していることはわかる。
しかし、アベノマスクについて政府の担当者から受注先に「質より量。とにかく早く...」という要求が出たということに代表されるように、この難局を乗り切るためになんとかしなければならないという気持ちばかりが先走り、結果として問題解決をより複雑化、困難にしているように思えてならない。
一国の司令塔がこれではなんとも寒々しいかぎりである。