九条の会おまぎ お知らせ板

憲法九条を今に生かそう。さいたま市緑区尾間木地域で活動中

第二回 憲法カフェやりました

2006年09月27日 | 企画
25日、夜7時から8時半、ミニ学習会「憲法カフェ」第2回をやりました。
「話題提供」前回にひきつづき、北田先生にお願いし、「憲法と戦争の精神史」その2、をお話してもらいました。
場所は、前回と同じ、喫茶店・芸術村。

話は、また古代ローマあたりまで、さかのぼり始まりましたが、中心は、市民革命(太平洋革命)が起こった、14~17世紀あたりから。
法の支配の発達とともに、人間の権利(生存権、社会権、平和権)の前進が見られます。
とくに、平和権との関係で重要だったのが、フランスの1791年憲法で、「征服戦争」を禁止したことにありました。またカントの「恒久平和について」(1795)もその頃です。
全体として、平和権の具体化の過程は、それを現実のものとする、経済的、社会的条件と無関係ではない、という現実の歴史的条件、基盤が強調されました。

参加した皆さんからは
◎「平和」と「和平」は語源は同じだが、使われ方が違うことに気づいた。
◎なぜ、不戦条約(1928)が決められたのに関わらず、第二次大戦がおきてしまったのか
◎平和を作る、理性の発展、人間の能力の発展が言われたが、今、それにたいして、歴史の逆行が起きているように見える
◎岩国米軍基地の艦載機移転反対の住民投票に対して、元防衛庁長官が、「地域住民の判断で安全保障が左右されてはいけない」という記事を書いていた。主権をさかさまにとらえる考え方は、まだ根強い
◎この夏、韓国旅行したけれど、お店の人から、日本の右傾化を心配する話が出た。韓国での関心の高さを感じた。

などなど、いろいろな感想が出されました。

次回は、11月13日〔月〕同じ、夜7時から。
次から、課題の文献を決めて勉強していこうということで、いくつか、材料となる本を持ち寄ろうという計画にしました。

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