今日、午前中、2月10日のつどいで「ビデオ発言」をしていただく、 浦和区の自立援助ホーム「クリの家」にうかがいました。
「自立援助ホームとは、児童福祉施設等を退所後、色々な事情によって家族と暮らせない、おおむね15歳から20歳の青少年達に居室と食事を提供し、生活指導や就労支援を通して、自立して生活する事ができるように援助する施設です。」(クリの家 ブログより)
家庭の事情で、親御さんと離れて、児童福祉施設にくらすお子さんも、高校進学をえらばないと、住み続けることができません。中卒で、社会に出て、自活を迫られることになります。
今日、理事長、ホーム長、お二人から、入られている方たちの様子をうかがいました。
「お粥しか食べられないような状態の子に、いきなり、ご飯を食べなさいといっても、難しい」
「大人たちが、彼らを、あたたかく受け止めてほしい」
など、困窮家庭に育った子どもたちが、どうやって社会に巣立っていけるのか。困難な問題です。
でも、クリの家で懸命に自分の生活を模索している様子、献身的な運営スタッフの方、助ける大学生のボランティアの存在など、うかがっていて、明るく、励まされる思いもした。
2月10日の「憲法と文化のつどい」では、参加のみなさんにも、動画でお話をきいてもらい、ごいっしょに考えていただけたらと思います。