「おもやい」

〝老いを楽しく生きるには〟と言うテーマで「おもやい」を運営。

【出会いを求める意欲】

2012-12-08 18:40:46 | 日記
12月8日
【出会いを求める意欲】

人の出会いは、偶然に訪れますが、そこには出会うべくして出会う必然もあります。
その出会いを良い出会いにするためには、出会いを求める意欲が必要です。

孔子の言葉に「子曰はく、君につかふるには、その事を敬してその食を後にす」とあります。
とにかく陰日向なく働き、金のことは言うなということです。

「君」を自分の職務だったり、お客様だったりと考えてみると、それらに仕えるのに給料や手数料や売り上げなど余計なことを考えずに働けば、人は必ずあなたのことを見ているという意味にも解することができます。

また、老子の言葉に「天下の至柔は、天下の至堅を馳騁(ちてい)す」とあります。
「最も柔らかい、弱いものが、最も堅い逞(たくま)しいものを思い通り走らせる、まるで水が岩石を動かすように」と言う意味です。

作家 江上剛氏は、次のように言っています。

就職難が原因で自殺する若者が増えている。あなたは自分が弱いからといって、深刻になる必要はない。
あなたにふさわしい出会いを求めれば、水が岩石を動かし、山を崩すように大きな仕事が、きっとできる。

弱い者ほど強いのだと思えばいい。
優しくて、優しくてどうしようもないようなあなただから、かたくなで、強気一点張りの人を動かすことができるのだ。
弱い、強いなんて、そんなにこだわる区別でもなんでもない。
だからあなたは自分が弱くて、優し過ぎて、人間関係で前に出られないからと言って、深刻になる必要はない。
        
【逆境を吹っ飛ばす江上“剛術”―古典に学ぶ処世訓ー】

平和の本

2012-12-07 13:37:13 | 日記
バーナード・ベンソンは、『平和の本』の中で、

殺されることを望まない人びとが力を一つに集め、情報を広く正しく伝えれば、核戦争の脅威から地球を救えるという信念を実証しようとしました。
1922年イギリスに生まれ、1946年以来、情報処理学の先駆者として活躍、国際的評価をうけている物理学者です。


彼は人間の利己主義が核戦争へ道に向かわせると説いています。

利己主義とは、不満、うらみ、限りない欲望など自分の利益や自分の立場だけを考え、他の人や社会一般のことは考慮に入れず、わがまま勝手にふるまう態度です。


今回の総選挙は、脱原発・消費増税・TPPなど争点の他、次の政権の枠組みがどうなるかなど話題は豊富です。

丁度こんな時『平和の本』を読みました。

〝生きたい〟と叫ぶ子供たちの声に応える一票にしなければならないと
思っています。