今回のゲキ×シネは劇団☆新感線「蛮幽鬼」。
知らない方のためにちょっと説明すると、大阪に劇団☆新感線というへヴィメタミュージカル(!?)をやる劇団があるのですが、この劇団☆新感線が自分のところの舞台公演をわざわざあとで映画にするために撮影して公開したものが、このゲキ×シネ。
映画館にいながらも舞台の客席にいるような臨場感、かつそれ以上に映像用に計算された絶妙のカメラワークで、役者の細かい顔の表情まで見えてしまう、とてもおいしい映画なのです。
エアリのワーナーとムービックス利府の2館で上映されているのですが、どちらも「誰が見に来るの!」というような時間でしか上映されていません。ほんと、毎度の事ながら、どうにかして!
・・・と言いつつも、ワーナーで19:50からのを見ました。終映したのは23:10くらい。舞台と同じように、間15分の休憩があります。
こんな時間じゃ18歳未満は見られない・・・とかありますが(15:00くらいからの回もあります。)、これはぜひ見に行ってほしい!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9c/46a4d3e64867e7e473b5dad39a0e25f3.jpg)
写真は、エアリにもう飾ってあったツリー。早いっすね。
ここからはネタバレですので、見に行こうと思っている人は読まないほうがいいです。
結論から書きましたが、今回の『蛮幽鬼』、私の大好きな『いのうえ歌舞伎』の真骨頂を見た気がしました。
いや~、ほんとにすごかった!
少しもどこにも無駄がない脚本と演出。
看板の古田新太こそ出ていませんでしたが、主演の上川隆也よかった!上川自身がインタビューで「久しぶりに千秋楽で役と離れがたく思った作品」と言ってましたが、その気持ち、見ればわかります。好きにしろ嫌いにしろあれだけ人に対して強い気持ちを持っていたら、きっとそうなるでしょうね。
橋本じゅんさんも超いい味出してた。今現在上演している新感線の舞台を腰痛かなんかで休演を余儀なくされてるみたいだけど、この人がいなければ新感線は始まらないと言っても過言じゃないからなあ。早くよくなってほしいものです。彼のアドリブシーンは毎度のことながら見所の一つです。こんなにまじめなストーリーでも欠かしません!
右近さんも相変わらずすごかった。前回のゲキ×シネでもほんの1シーンしか出てこなかったのに、強烈な存在感でめちゃくちゃ面白かったけど、今回の『大王』と言う役も、ものすごくバカに見えるのにものすごく人間的に深い人を、ものすごくさらりと演じている。あの人すごいです!新感線の音楽部だということもなんか親近感沸くわ~。
びっくりしたのは、稲森いずみ。
ただのきれいなお姉ちゃんじゃなかった。
彼女の心の成長なくしてはストーリーは語れないのだけど、上川隆也演じる土門と愛し合いながらもすれ違っていく様子は、心にぐっときました。
それにしても早乙女太一、美しかった!
いちいちきれい!殺陣のシーンなんか、まるで踊っているみたいにきれい!彼がひとたび殺陣を始めると、彼だけスローモーションみたい(実際スローで見せるところもあったけど)。所作に無駄がない。堺雅人演じるサジと対峙するシーンなんか、もうやばいです!一人部屋でビデオ見てたとしたら、叫んでるね、絶対。
その堺雅人。この人、ほんとにすごかった。
殺し屋の役なのに、ず~っと笑顔。どんなに激しい殺陣のシーンでもすごい笑顔。・・・いつ真顔をするんだろう・・・とずっと思いながら見てたら・・・そこ!?ってとこで真顔になった。まじ、怖い。
ラストの上川演じる土門の死に方、切なくて悲しいシーンのはずなのに、むちゃくちゃ!かっこよかった!!
見終わってしばらく、「はあ~~~~~~~!」と何度となくため息つく事しかできなかった。
映画を見てものすごく充実感を感じた作品でした。
おりえ
知らない方のためにちょっと説明すると、大阪に劇団☆新感線というへヴィメタミュージカル(!?)をやる劇団があるのですが、この劇団☆新感線が自分のところの舞台公演をわざわざあとで映画にするために撮影して公開したものが、このゲキ×シネ。
映画館にいながらも舞台の客席にいるような臨場感、かつそれ以上に映像用に計算された絶妙のカメラワークで、役者の細かい顔の表情まで見えてしまう、とてもおいしい映画なのです。
エアリのワーナーとムービックス利府の2館で上映されているのですが、どちらも「誰が見に来るの!」というような時間でしか上映されていません。ほんと、毎度の事ながら、どうにかして!
・・・と言いつつも、ワーナーで19:50からのを見ました。終映したのは23:10くらい。舞台と同じように、間15分の休憩があります。
こんな時間じゃ18歳未満は見られない・・・とかありますが(15:00くらいからの回もあります。)、これはぜひ見に行ってほしい!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9c/46a4d3e64867e7e473b5dad39a0e25f3.jpg)
写真は、エアリにもう飾ってあったツリー。早いっすね。
ここからはネタバレですので、見に行こうと思っている人は読まないほうがいいです。
結論から書きましたが、今回の『蛮幽鬼』、私の大好きな『いのうえ歌舞伎』の真骨頂を見た気がしました。
いや~、ほんとにすごかった!
少しもどこにも無駄がない脚本と演出。
看板の古田新太こそ出ていませんでしたが、主演の上川隆也よかった!上川自身がインタビューで「久しぶりに千秋楽で役と離れがたく思った作品」と言ってましたが、その気持ち、見ればわかります。好きにしろ嫌いにしろあれだけ人に対して強い気持ちを持っていたら、きっとそうなるでしょうね。
橋本じゅんさんも超いい味出してた。今現在上演している新感線の舞台を腰痛かなんかで休演を余儀なくされてるみたいだけど、この人がいなければ新感線は始まらないと言っても過言じゃないからなあ。早くよくなってほしいものです。彼のアドリブシーンは毎度のことながら見所の一つです。こんなにまじめなストーリーでも欠かしません!
右近さんも相変わらずすごかった。前回のゲキ×シネでもほんの1シーンしか出てこなかったのに、強烈な存在感でめちゃくちゃ面白かったけど、今回の『大王』と言う役も、ものすごくバカに見えるのにものすごく人間的に深い人を、ものすごくさらりと演じている。あの人すごいです!新感線の音楽部だということもなんか親近感沸くわ~。
びっくりしたのは、稲森いずみ。
ただのきれいなお姉ちゃんじゃなかった。
彼女の心の成長なくしてはストーリーは語れないのだけど、上川隆也演じる土門と愛し合いながらもすれ違っていく様子は、心にぐっときました。
それにしても早乙女太一、美しかった!
いちいちきれい!殺陣のシーンなんか、まるで踊っているみたいにきれい!彼がひとたび殺陣を始めると、彼だけスローモーションみたい(実際スローで見せるところもあったけど)。所作に無駄がない。堺雅人演じるサジと対峙するシーンなんか、もうやばいです!一人部屋でビデオ見てたとしたら、叫んでるね、絶対。
その堺雅人。この人、ほんとにすごかった。
殺し屋の役なのに、ず~っと笑顔。どんなに激しい殺陣のシーンでもすごい笑顔。・・・いつ真顔をするんだろう・・・とずっと思いながら見てたら・・・そこ!?ってとこで真顔になった。まじ、怖い。
ラストの上川演じる土門の死に方、切なくて悲しいシーンのはずなのに、むちゃくちゃ!かっこよかった!!
見終わってしばらく、「はあ~~~~~~~!」と何度となくため息つく事しかできなかった。
映画を見てものすごく充実感を感じた作品でした。
おりえ
まぁ時間かかるかもしれないからいきなり映画で良っか!p(^^)q
映画の中の音楽も好き!
ハリーポッターね・・・私はまず1から見ないとだわ。
ハリーポッター見たい!!
誰か誘って見に行こ~♪
でも、言わせてもらうと、小日向さんこそ若い頃すご~くかっこよかったのよ!!
テレビでやってるわりには・・・見るのが大変な感じでね~、ほんとに。
>Kさん
なんでここでかずちゃんに話しかけるかな!
いけるかなあ・・
いよいよ来週からハリーポッターだね!
たのしみだね、かずちゃん!!