あちらこちらで梅が咲いてきましたね。
大磯の観光協会でも旧吉田茂邸や地福寺など
大磯の梅の名所を巡るツアーが予定されていましたが
残念ながら中止
お近くの方は、お散歩がてら
梅見 いかがですか。
写真は地福寺です。
島崎藤村のお墓があります。
生前、よく散歩で立寄り、ここに埋葬されることを希望されていたとか。
藤村についての本は、藤村の命日「藤村忌」に紹介しました。→ こちら
今日は、この時に紹介していない本を。
谷口吉郎著作集 第4巻 作品篇1
谷口吉郎/著 淡交社 1981年
お墓の設計者の作品集
解説に「藤村と梅の木」
馬籠の藤村記念堂、小諸の藤村記念館も掲載されています。
回想の島崎藤村
田中宇一郎/著 四季社 1955年
著者は小説家で、藤村に師事
『夜明け前』の校正をするなど
藤村と深い関わりがあったようです。
藤村との思い出が綴られています。
文豪の家
高橋 敏夫・田村 景子/監修 エクスナレッジ 2013年
明治期から戦後までの文豪の家の外観や内部、愛用品などの写真、間取り図が掲載されていて
作家の創作の姿に思いを寄せられる1冊。
島崎藤村が最期を過ごした大磯の邸宅と、小諸の旧宅が紹介されています。
文豪の風景
高橋 敏夫・田村 景子/監修 エクスナレッジ 2014年
「文豪の家」にはじまる「文豪シリーズ」第2弾
文豪たちの生きた風景を紹介
島崎藤村については、小諸から馬籠、そして大磯へ。
大磯の左義長、梅の咲く墓所の地福寺の写真が掲載されています。
藤村全集 第13巻
島崎藤村/著 筑摩書房 1967年
「拾遺」こちらに収録された感想・談話・消息は、
昭和4年から18年までに発表されたもののうち、
既刊の著書に収録されなかったものを
年代順に編集している。
「麹町・大磯時代」の区分があり
大磯で書かれたものも収録されています。