今回の読書会は、6月に続いて、夏目漱石の「こころ」の2回目です。
朝日新聞の連載が丁度9月25日で終わりました。
コーデネーターの石井敬士さんが「こころ」の登場人物の相関関係、その時代の文学背景を説明。「こころ」のテーマは、恋愛、金、自殺。「こころ」が書かれた大正3年と云う年は、明治天皇の崩御、乃木大将の殉死という激動の後で、明治の精神との決別へと世相が動き、漱石もこの思いを込めたのではないか、という説明がされました。
参加者のコメント
*漱石の墓を見たことがきっかけで読み始めた。
*高校時代に教科書で断片的に読んだが、先日のNHKの漱石を語る座談会をみて、こんなにも深い読み方をするのかと驚いて、再読した。
前回参加された方は3人、初めての方が6人でした。
「こころ」を3回読んでいらっしゃる方が、お二人もいて、漱石の人気ぶりが伺えました。
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