今日はウィキペディアの日なんだそうです。
インターネットで調べ物をするとき
ご覧になる方、多いのではないでしょうか。
ウィキペディアは、インターネット上の百科事典
誰でも書くことができるということから
いい加減な情報なのでは??
と言われることもありますが、
編集上のルールがあり、きちんと書かれている記事もあります。
出典が示されているので、
その項目の概要を知り、参考資料にあたることができます。
鵜呑みをして、レポートにコピペするのではなく
調査の足掛かりに役に立つかもしれません。
ウィキペディアでは選考基準を満たした「秀逸な記事」「良質な記事」に選ばれているものもあります。
どんなものがあるか、見てみるのもおもしろいですよ。
ちなみに、誰でも書けるインターネット上の情報だから、信ぴょう性がないということではなく
紙の本でも間違いはあります。辞典、事典なども同じです。
なので、調べ物をする際は、複数の資料にあたることが必要です。
最近は、図書館でもウィキペディアの編集イベントが開催されており
近いところでは・・・
神奈川県立図書館で開催したイベント
・神奈川県ゆかりの女性について、県立図書館所蔵資料で調べ編集する「ひなまつり Wikipedia 女性×かながわ」
・近代文学館の企画展とコラボして Wikipediaブンガク
松本清張 中島敦 大岡昇平など 企画展を見学し、図書館で編集
各地で「ウィキペディアタウン」というイベント
地域の名所・旧跡などを巡った後に、図書館でその史跡の項目を編集するというイベントも開催されています。
実際に歩き、図書館の資料も利用してもらうことで知っていただける。
そして記事が出来上がるので、その地域の情報発信にもなります。
いい催しですね。
ウィキペディアについての説明が出ている本
世界一わかりやすい!プログラミングのしくみ
サイボウズ/著 月刊Newsがわかる/編 毎日新聞出版 2018年
その情報はどこから? ネット時代の情報選別力 ちくまプリマー新書
猪谷 千香/著 筑摩書房 2019年