ルクサナ・カーン作 もりうち すみこ訳 さ・え・ら書房 2010年
あまり馴染みのないイスラムの世界で力強く生きる少女の成長を描いた
高学年向きの児童書です。
アメリカ侵攻後のアフガニスタンを舞台に、過酷な環境の中で
少女ジャミーラには次々と困難が降りかかるのですが、深い信仰と
子どもらしい真剣さでひとつひとつ切り開き、成長していきます。
ジャミーラの生活を通してイスラムの生活を垣間見ることができ、
ジャミーラの身になって波乱の人生を読み進むことができます。
フィクションですが、元になる事実をヒントにしている、との事。
たくさんの子どもたちに読んでもらいたい。
孫の選んだ絵本「ペロペロキャンディ」が面白くて同じ作者がどんな
おはなしを書いているのか、と調べて出会った本でした。
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