図書館、行く?

読書会

 

今日は読書会。夏目漱石『こころ』

Img_5501


コーデネーターの石井敬士さんが、「こころ」の時代背景を説明。

日清戦争、日露戦争、明治天皇の崩御、乃木大将の殉死など激動の時代、大正3年に連載が始まる。

 小説家としては12,3年の活動であったが、その間神経衰弱、胃カタル等病気との闘いでもあった。 東京帝国大学を出て、英語教師、英文学者でありながら、大変多才で正岡子規に学ぶ俳人であり、美術評論家でもあり、装丁家として、自ら「こころ」の装丁も手掛けた。スポーツマンで、水泳、ボート、乗馬も万能で落語を愛したなど、漱石の横顔も丁寧に説明して戴きました。

 その後、参加者皆さん一人ひとりに“私の漱石”を熱く語っていただきました。

  *予備校生時代、神田神保町で巡りあった。大正7年版「こころ」は自分にとって聖書の様な存在。

  *文章が読みやすい。出だしの「私はその人を先生と呼んでいた」という文に作者のこだわりを感じる。

  *高校の時読んで感動、先生の罪の意識が主題だと思う。

  *若い時「こころ」を読んだが、歳をとって改めて読むと感じ方も違うとつくづく感じました。

 

読書会参加者は、新聞で知って。小田原・藤沢の図書館のポスターを見て。町の掲示板を見てとか、友達に誘われてなどという事で参加いただいた。


参加者 11名 スタッフ6名

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「報告」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事