図書館、行く?

本の紹介~お月見泥棒

今日のFM湘南ナパサ
ナパサタイムスアフタヌーンでは
月の絵本を紹介していました。

その中でお月見泥棒に触れていましたが
昔から盗んでいいことがあるんですよね。

以前、暮らしの記憶 記録映画連続上映会で
田の神さまを盗む風習を知りました。
豊作だったところの田の神さまを盗んで
自分たちの田を守ってもらうとか。
そして、豊作だったらたくさんお土産をつけるけれど
不作のときは、神さまが約束を守らなかったということで、
罰を与えるんだそうです。捨てちゃう。

田の神さまは盗まれるのが好きだ、という
あくまで、神さまの意思で盗まれていくという考え方もおもしろいですね。

お月見は収穫に感謝する儀礼
その収穫物がなくなる(盗まれる)のは、神さまが食べてくださったということで、
来年もまた豊作になるので、いいことなんですね。

盗みに関して
盗みの文化誌  
泥棒研究会/編著 青弓社 1995年

おつきみどろぼう
ねぎしれいこ/作 花之内 雅吉/絵 世界文化社
絵本です。お月見の風習やお団子のつくり方もわかります。

記録映画で「十五夜」について
鹿児島県枕崎市の下園の十五夜行事と
加世田・西表・川内・野田・高山・枕崎・坊津市、知覧町の夏祭り、十五夜行事を見ました。

その時に紹介した本です。

『宮本常一とあるいた昭和』3 九州2(農文協、2011年)
『鹿児島』日本の民俗46(村田煕/著、第一法規出版、1975年)
『日本の民俗文化』(神奈川県政地方記者会、1999年)

『つな引きのお祭り』(北村皆雄/文 、関戸勇/写真、高頭祥八/絵、福音館書店、2006年)
『日本の伝統競技』(PHP研究所、2015年)

『お月さまのこよみ絵本』(千葉望/文、阿部伸二/絵、理論社、2016年)
『年中行事図説』(柳田國男/監修、民俗学研究所/編、岩崎美術社、1980年)
『民俗歳時記』民俗民芸双書50(和歌森太郎/著、岩崎美術社、1985年)
『むらの四季と祭り』(中村吉次郎/著、家の光協会、1969年)

『家族で楽しむ25の年中行事』(辰巳渚/著、岩崎書店、2015年)
『子どもと楽しむにっぽんの歳時記』(主婦と生活社、2015年)



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