南八甲田の蔦沼から赤沼までのコースを歩いてきました。蔦温泉のところの案内板には、蔦沼周辺の沼巡りのコースしか書かれていなくて、コース上には赤沼に向かうコースの入り口の案内もありませんでした。蔦沼、鏡沼、月沼を過ぎたところで、ipadアプリの山と高原地図でチェックしてみたら、分岐は月沼のところにあることになっていたので、戻って探したところ、月沼と長沼の距離の案内の奥に看板らしきものがみえました。
「道が無いので行かないように」、ではなく、「注意してください」だったので、ipadのgpsもあるし、山道に入ってみて道がわからなくなりそうになったら引き返すつもりで入ってみました。道はとても分かりづらいけど、ピンクリボン発見。さらにその奥にもピンクリボンが見えました。次のピンクリボンのところに行ったらさらに次を探して、リボンが見えないところは踏み跡が残っていて、全く迷わずに進むことができました。ウォークラリーみたいでした。
このように道は笹薮の中でもピンクリボンが見えるので大丈夫。
このコースのピークは松森山(804m)でこのように展望は微妙ですが、
松の隙間から頭を出すと赤倉岳が見えました。快晴。
松森山から赤沼までのコースの途中には立ち入り禁止のテープで囲われたところがありました。
木の下の部分が腐って落ちてしまって、上の部分だけがほかの木に引っかかったまま宙づり状態になっていました。落ちるかもしれないということみたいです。
ここを抜けると赤沼でした。
赤沼では風のせいで水面がさざ波が立っていて、逆光で水面が太陽を反射していました。写真を撮った時間は13:30で太陽がこの位置なので、赤沼の写真を撮るのも朝が良いみたいです。
赤沼登山口から登ってきた場合、ここを抜けると赤沼なんだけど、ここがひどい。道がぐちゃぐちゃで、防水がしっかりした登山靴か長靴じゃないと、スニーカーだとかなり不快だと思います。落ち葉が浮いているおかげである程度は沈みにくくなっているけど、それでも靴が沈んでいきます。夏はドロドロなんじゃないかな。
このあとは赤沼登山口まで下りて、蔦温泉の駐車場までは道路を歩いて戻りました。
今日のルートは登山道というよりはただの山道だったので、さすがに(熊が)怖くて、コースに入って少し行ったところで、人がいないことと風向きを確認したうえで熊スプレーを試し打ちし、木の上(熊棚)をチェックしながら、熊鈴で人がいること知らせたうえで、熊が逃げる判断を迷っているうちにこっちから熊に近づいてしまうことがないようにゆっくり歩きました。youtubeで熊の動画を見ると、人に気づいてもすぐに逃げるわけではなく、どうしようか迷っているみたいだし、ほかのブログとかだと、歩いていて気づいたら熊が自分から10mのところにいたというのがあったので。ちなみに、コース内に熊棚はありませんでした。
写真撮りながら、熊チェックしながらのスピードで歩いて、蔦温泉を9時スタート、15時ゴールでした。