東京こころ

心のこえ

集団的自衛権、再度思うインチキ

2016-03-07 | Weblog
憲法学者の水島朝穂氏の「直言」より抜粋↓
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2016/0307.html

「邦人輸送中の米輸送艦の防護」については、
米軍は民間人の退避に軍艦・軍用機を用いないことを在韓米軍の資料を用いて示し、
米国は非米国市民の退避の協定を結ばない方針であることを
米国務省と米国防総省の資料を用いて示した(拙著90頁以下)。

弾道ミサイル発射警戒時の米艦防護については、
米国ミサイル防衛庁の資料等を用いて、
自衛隊による米艦防護の必要性の論拠である
「弾道ミサイルにレーダーを集中しているとイージス艦の防護能力が低下する」
という主張を崩した(拙著120頁以下)。

ホルムズ海峡における自衛隊の機雷除去では、
ホルムズ海峡の最狭部には公海がなく、
国際通航路が全てオマーン領海内に設置されているため、
イランがオマーン領海に機雷をしかけるという戦闘行為に及ばない限り、
ホルムズ海峡の封鎖はイランが単独でできるものではなく
あたかもイラン単独でホルムズ海峡を封鎖することができるような
イメージを振りまいているのは極めて問題であることを示した(拙著139頁)。

立法事実がそもそも 存在するのかという問題は、
薬事法の距離制限を違憲とした最高裁判決(1975年4月30日)を引用するまでもなく、
まさに法律論が取り上げるにふさわしい問題である。

*抜粋終わり


憲法のイロハも理解していない
アベシンがインチキ絵で説明した
集団的自衛権の説明の破綻も
今では多くの国民が周知するところ

でも昨今北のボウが
”先制攻撃も辞さない”などと
ニュースで流されると
かなりの数の動揺する人々がいるのも事実

頭脳明晰の学者レベルの解説を
もっと簡単に
市民レベルに持ってくるには
相当な工夫が必要・・

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