10月1日の前検日から始まって2日、3日と開催されましたPIST6。
3日間の取材を終えました弊社記者より雑感が届いております。
お読みいただければ幸いでございます(*^^*)
※こみ上げる感情が抑えきれなかったのか大変長い文章になっておりますmmご了承くださいませ。
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まず、アリーナに設営されている記者エリアに入場。そこから、バンクを見上げると、正に壁。アリーナは低い所なので、余計、高く聳える壁に見えます。そして、選手が待つ、検車場へ。前検日に関しては通常の「競輪」開催とほぼ変わりなく、進んで行きました。しかし、選手に直接取材していると、まさか、斡旋が来るとは思わなかった。急な連絡で慌てて部品をかき集めて来ました。はたまた、まさか、S級選手と一緒に走るとは思っていなかったし、緊張感が高まって来たのと同時に、参加した事を後悔し始めている選手もいました。そして、今までの前検と異なる最大の行事、「タイムトライアル」が17時から始まりました。一人ずつ、助走を付けてから、最後の200メートルのタイムを検測。整理番号順に淡々と進んで行きますが、雨谷選手のタイムが発表されたら、待機している選手達からどよめきが。まあ、前検に印象に残ったのは、その時くらい。全員のタイム計測が終わり、30分位して、初日の番組が発表されて、前検は終了。
初日はまず、11時位から、市長を始め、pist6の運営会社、車券販売会社のトップが臨席しての開会式。滞りなく進み、質疑応答の時間。ここで、ある通信社の方が、販売会社に登録している会員数、売り上げ目標、最低限度の数字等の質問をされたが、全て無回答。驚きました。赤字でもしばらくは続けるとの決意表明と、私には感じられました。千葉市には最低保証は必ず、繰り入れるとの事ですが、運営会社、販売会社が赤字を垂れ流して、果たして続けられるか疑問が残りますが、どうやら、車券の売り上げだけではなく、入場料、物品販売で賄うつもりなんでしょう。そして、レースが始まると思いきや、場内に、ダンスチーム。そして、天井からは色とりどりのレーザー光線。確かに、今までの「競輪場」とは全く異なるモノ。既に不惑の年を遥かに過ぎている小生には全く、付いて行けず、直ぐにでも外に出たいと思ったほど(苦笑)。
初日の前半6レースは一次予選。見事なくらい、あれませんでした。単勝式を売っていましたが、ほとんど、100円。なんで、こんな配当なのに買うんだろうと思ったが、別枠のキャッシュバック?があったみたいですね。そうこうしている内に、初日の一次予選は大した波乱はなく、終了。おそらく、想定通りだったのでは。
そして、二日目。まずは準決に進出できなかった選手による順位戦。配当的には初日より、高配当が増えて、単勝式も極端な配当がなくなりました。この時点で、キャッシュバックが終わっていたとは知らなかったんですが、結果的にキャッシュバックがなくなれば、通常の競輪同様、3連勝単式の売り上げ比率が大きくなっていたようです。準決勝は力が離れていなかったようで、そこそこの配当が出ました。決勝では連戦、人気を集めていた雨谷選手が快勝。対抗的な人気だった脇本選手は考え過ぎたせいか、2着に終わり、レース後は後悔の談話をしました。総体的な感想としては、賭け事をするのではなく、ショーを楽しむイベントなんだろうと感じました。場内で火柱が上がっていましたが、次回からはなくなる可能性もあるようです。記者エリアにいると、白いマスクが煤で黒くなり、人体にも悪いのでは、との運営会社の担当者が言っていました。ある程度の年齢を重ねた人には、おそらく、手が出せないと思うし、車券販売会社のインターネットサイトも、若い者向けだし、はっきり言って、付いて行けませんでした。
初日のレース後に発走合図をしていた元競輪選手に伺うと、これは今までの競輪とは全くの別物と考えないと駄目ですよと、教えてもらいましたが。自転車も色の判別がしづらく、これから先は、色々と変化して行かないと厳しいかも知れません。
競輪研究 安岡
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