異界

2018-10-10 15:01:47 | 書道展

現代日本文学A

単位試験論文

「押絵と旅する男」を論じる

江戸川乱歩の作品

押絵とは、羽子板などに飾られる、立体的な絵模様。

江戸川乱歩の「押絵と旅する男」は、その押絵に描かれた男性が兄だという話を主人公の「私」に話す。その兄が押絵になった経緯は、浅草にあった凌雲閣でおこることだ。

この小説の異界は「私」「男」「兄」にとって何が異界か。そしてその異界は時間とともにどのように変化するかなどを論じるのである。

しかし、兄が押絵になって時間とともに歳をとっていく話であるが、ちょっと待て!

歳をとるという状況であるならば、飲食は?排尿排便は?新陳代謝は?髪の毛は伸びないの?白髪になるだけ?髭は?

男が満月を見て狼男になる時、手足顔は毛むくじゃらになるが、ボディはそのまま?

そんな、小説が、江戸川乱歩のベスト小説に入っているとは・・・。

 


提出しました

2018-10-04 13:32:23 | 書道展

日本の方言B
手話の方言
手話の方言は、大きく分けると関東と関西
手話の本部は京都にあります。よって手話検定は関西方言が主体になりますが、一応、標準手話というのがあって、これが問題の解答での手話表示になります
手話方言などの統一性は2011年の東北震災の時に大きな問題になりました。手話が通じず、緊急で命にかかわる情報などでコミニュケーションができない。
ということで、全日本ろうあ連盟は災害時、緊急時などの標準手話の冊子を作成しました。
災害時には正確なコミニュケーションが大事です。どこどこが痛い、というときにどんな痛みなのか、医療従事者はそれを知らなければ、対処できません。
日本手話、日本語対応手話が日本にありますが、その大本はどうしても、地域性の上に成り立っています。
故に手話も方言をリサーチし、収集しなければ何のための手話なのか、何のためのコミニュケーションなのかわかりません。
日本語の方言自体、まだまだリサーチなど不十分です。手話はもっと不十分。

これからいろいろ解決していってほしいですね


言語学

2018-09-26 14:30:17 | 書道展
捨てる
ふてる
 
昨日かみさんに指摘された言葉
「ふてる」
「捨てる」の方言と思っていた。
高知などにこの言い方がある
ところが、大和物語に「湯ふてつ」という言葉があり「ゆをふてた:湯を捨てた」にあたり、「ふてる」が大和言葉だということがわかった。
 
高知、東京の一部、北関東・茨城弁、あがつま弁(群馬)、和歌山弁では「捨てる」の意味での「ふてる」
 
「捨てる」意味でなく「ふてくされる」などの違った意味での方言としては
岡山・名古屋:ふてくされる
 
大和言葉は漢語に対して、日本固有の言葉で、平安時代では、上品な言葉とされていました。
 
私が「ふてる」と言っていたのは、方言ではなく、上品な貴族階級の家柄の血があるからじゃないでしょうか?(笑)

東京書作展

2018-09-20 04:58:48 | 書道展

今年11月26日から12月2日に池袋シャンシャインで行われる「東京書作展」に出品してきました

3年ぶり。

前回は刻字で秀作賞を受賞しています

今年はどうでしょう。

半切の大きさで、あまり迫力がない感じですが・・・・