狂言

2016-07-29 07:34:18 | 日記
昨日、奥が宝生流の狂言を見に行った。

中央区の能に親しむ会に入会しており、その授業の一つ。
なぜ入会したかというと、私が大学に入学した影響を受けている。
区の生涯学習などの授業などいろいろ探して、オープンカレッジなどにも参加している。
でも、まだまだ知識が浅く、実際に見に行ってもよくわからないそうだ。
一緒に見に行った、目黒駅近くの喜多流の能は、全く分からず、間狂言もわからなかった状態。間狂言というのは、能演舞の中でその演目の筋書きに沿ってちょっと行われる狂言。
能と狂言は別々に演じると思っている人が多い。昨今では、狂言だけ演じる演目が多く、昨日奥が言った宝生流の能は、初め仕舞。次に狂言。それが3つ、能はない。

いつも思うのだが、能や狂言の終わり方が中途半端な感じ
歌舞伎だと、見得をして堂々と退場。落語なども、見事な落ちをして終了。でも能は、違う。エッ?これで退場???というのが多い。

さて、奥が見てきたものは

解説
出演:石田幸雄


小舞「景清 後」
出演:岡聡史
歌舞伎でも十八番とされる演目ですが、今回は舞のみ


狂言

蝸牛
出演:野村裕基・深田博治・野村萬斎
蝸牛を知らない若者が、主人に生薬として使うため山の中に入って、取ってこいと命じられるが、カタツムリを知らないので、山の中で知り合った山伏が、からかって、自分がカタツムリだと言って一緒の行動をする。


名取川
出演:野村万作・石田幸雄
自分の名前を覚えられない若者が、主人に墨で、そでなどに書いてもらって、買い物に出かける。途中川を渡るとき、橋から落ちて川にどぼん。袖の墨が落ちて、名前が消えてしまう。川に網を入れて名前を探して取ろうとするがとれない・・・


弓矢太郎
出演:高野和憲・竹山悠樹・月崎晴夫・内藤連・中村修一・飯田豪・野村裕基
臆病な弓を持っている若者が、弱いくせに威張っているので、周りのものが、山に言って鬼をやっつけて来いと言われやっつけに行くが、怖いので鬼の面をつけていく。周りのものは、脅かそうとして鬼の面をつけて待ち構える。そして、多数の鬼が出現して全員、気を失う


野村万作は人間国宝
野村萬斎は重要無形文化財総合指定者
野村裕基は野村萬斎の長男
石田幸雄は重要無形文化財総合指定者


人間国宝の狂言が見られていいなあああ






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