止血

怪我をした時の出血は、きれいなきれなどをあてがって、しっかりそこを抑えます。
しばらくすれば必ず地は止まります。

昔は、傷口は消毒薬など塗ったのですが現在は水道で、水洗います。
消毒薬で洗うと、その傷の細胞まで殺してしまう考えが現在はあります。そこで水道の登場。
水道水はわずかな塩素が含まれており、奇麗なので洗うのに適しているからです。

怪我をした時の圧迫止血法は、ICUででも行われています。
実際の動脈のからの止血方法もまず圧迫止血です。

血液が固まる要素は、血小板が固まろうとする。
そして、血液の液体自体が固まろうとする。
この2つです。


怪我の時、注意したいのは薬やアルコールを飲んでいないか？
アルコールは血管を拡張して出血を多くさせます。でも必ず止まります。

ワーファリンという薬は、血液を固まらせない薬で、心臓病や脳こうそくの患者に服用薬で、医者の管理下で処方されるものです。
この薬の効果はビタミンkが作用し、ビタミンKがある食べ物、納豆、青汁、ブロッコリー、わかめ、昆布、ピーマン、ニンジン、などの緑黄野菜や海産葉物を食べることができません。食べると薬の効果が出ず、病気を悪化させる原因や脳内出血の原因になります。
この薬は、アメリカの牧場で、牛が牧草（スイートクローバー）を食べて出血しながら死んでいく事件が発生し原因を調べたら、その牧草の中に成分があり、薬剤としての成分を抽出してつくった薬です。
この薬はアイゼンハワーの心臓の病気に使われたことが有名で、現在の同じ薬の成分が使われています。
最近この薬の代わりの新薬ができ、食事制限もしないで済みます。しかしながら薬価基準が断然高くワーファリンの55倍の値段になります。
ワーファリンは、血液自体が固まらないようにする薬で、飲んでから3日ほどその効果が続きます。
歯医者などにかかった時、必ずこの薬を飲んでいるときは言わないと、翌日以降、口の中は血だらけになります。歯医者が出血止めの薬を塗っても、出血は止まりません。