「まよなかかいぎ」

　　　　　浜田桂子　作・絵　　理論社

ゆうきくんの眠っている間に会議を始めたのは

ランドセルの中のゆうきくんの文房具たち。

一日のゆうきくんの様子を報告しあいます。

ハンカチや定規、カスタネットなど

あれができた…困った…と

みんなゆうきくんのやんちゃぶりを話しながら

そこには愛情がたっぷり込められています。

もしかして、こんなこと、本当にあるのかもしれませんね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

「いちにちパンダ」

　

　　　　　　大塚健太・作　くさかみなこ・絵　小学館

動物園の人気者のパンダが風邪をひいてしまいました。

飼育員さんは「これは大変！」とトラさんに

1日だけパンダの代理を頼みます。

トラさんは渋々ですが、着ぐるみを着て最初はうまく変装しますが…。

動物園やパンダ、そしてトラが登場するお話なので

子どもたちは大好き！

しかもおもしろい！

表紙の絵の「？」の部分も

お話を聞くと「なるほど！」ってわかります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

 

 

「おおきなかぼちゃ」

　　　　　

エリカ・シルヴァマン・作　S.D.シンドラー・絵　おびかゆうこ・訳　主婦の友社

今夜はハロウィン。

育てたかぼちゃが大きくなりすぎて、

パンプキンパイを作りたいと思っていた魔女が

かぼちゃをぬこうとしたらぬけません。

そこにやってきたゴーストも…、吸血鬼にも…、

そしてミイラ男も、思いっきり頑張ったけどぬけません。

最後に現れた一匹のちいさなこうもりが解決するのですが…。

ここまでくると子どもたちは何かのお話に似ているって気がつきます。

絵が少しこわいのですが、そこがまたユーモラスで

子どもたちが大好きなハロウィンの絵本です。

必ずうけること間違いなし！！

　　　　　　　　　　　　　　　

「かさぶたってどんなぶた」

小池昌代・編集　スズキコージ・イラスト　あかね書房

かさぶたって、どんなぶた～？

色々な人の言葉あそびの詩が載っています。

そしてスズキコージさんの絵。

目で見ても、声に出しても、楽しい本です。

「おならうた」「おちゃのじかん」「お経」

あなたはどの詩が好きですか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ふゆめがっしょうだん」

　　富成忠夫・写真  　茂木透・写真　長新太・文　福音館書店

冬の読み聞かせに欠かせない1冊です。

春に向けて準備をしている木の芽たち。

たくさんの芽が色々な顔にみえます。

ウサギさんだったり、コアラくんだったり、ウマだったり…

いろーんな顔の合唱団のメンバーたちが、冬を乗り越えて…

あたたかい春がもうすぐそこまで来ています。