oteshio日記

oteshio店主の日常

麻の葉模様

2015年02月10日 | oteshioの着物
麻の葉模様は、赤ちゃんの産着や着物、帯、長じゅばんなどに多く使われ
日本人には、古くから親しまれた模様です。


皆さんも、よく見る柄かと思います。

六角形を基礎とした幾何学的な文様は、現在見てもモダンで、
着物や帯以外にも手ぬぐいや、バックなどの意匠にもなっていますね。

さて、今回の江戸小紋展では、岩下江美佳さんの染めた着物・帯にも、
麻の葉の模様が多く見られました。

  

岩下さんが染めた麻の葉の着物です。
右は、柄をアップにしたものです。
古い伊勢型紙だそうで、「型紙の扱いがとてもデリケートで大変!」と、
おっしゃっていましたが、昔の型紙とは思えないほど、かっこいいですねー
歪んだ麻の葉模様が、網目のように見えて格好良く繋がるなんて・・・
この型紙を彫った人の頭の中をのぞいてみたくなります(笑)
着物として仕立て上がるとまた、違う表情を見せてくれそうです。
仕立て上がりましたら、ご紹介しますね。
楽しみですね!!




こちらは、同じく岩下さんが染めた麻の葉の帯地です。
どこが?麻の葉?と、思いますが、
よーく見て下さい。
模様のベースにちゃんと麻の葉がフューチャーされています。
こちらも古い型紙ですが、このモダンさは、たまりません。
麻の葉をベースにして、アレンジをした柄ですが、こういうのを見せられると・・
ほんと、困ります。欲しくなっちゃいます(笑)!!













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