オヤジっちの週末超スローライフ

奥多摩・玉川屋

長年に亘り「リベンジ」を誓っていた奥多摩・風張峠に行ってきました。初めて挑んだのは高校時代。友人と自走で青梅街道経由で奥多摩湖側から峠を目指したのですが途中で水がなくなってしまい沢水を飲みながらヘロヘロになった記憶があります。2度めはキャンプをして奥多摩湖側から峠を目指したのですが、前夜に飲みすぎでしまいバテバテだった記憶があります。3度目は自走で五日市側から峠を目指したのですが、途中で足が攣ってしまい峠まで行くことができませんでした。そして今回は、広葉樹さんと武蔵五日市駅前からスタートし檜原街道経由で風張峠を目指し奥多摩湖側へ下り青梅街道、吉野街道、秋川街道を走り武蔵五日市駅に戻ってくる85Kmのコースとなりました。

前日から少し喉が痛く「やっぱり風張峠は鬼門なのだろうか?」と思いつつ朝を迎えました。何となくダルさが残っていたのですが今日は広葉樹さんと二人なので、あまり体調が良くない旨を伝へとりあえず出発。立ち寄ったコンビニでドーピングしてあとは無理ぜずゆっくり走ることにしました。

武蔵五日市駅を8時30分に出発。檜原街道をゆったりとしたペースで走ります。上野原の分岐を過ぎ人里あたりから段々傾斜がきつくなってきます。


ペダルの付け替えをしてこなかったのでスニーカーで走る、とっても辛そうな広葉樹さん。

数馬で一息入れ奥多摩湖周遊道路の料金所(現在は無料)のゲートを過ぎるとあとは気合と根性の世界。急傾斜に喘ぎながら都民の森の森林館まで頑張ります。ここではソフトクリームだけと思っていたのですが、焼きまんじゅうの誘惑に耐え切れずついついパクリ。


ソフトクリームだけの予定が...。


結局、焼きまんじゅうまで食べてしまい。十分すぎるくらい補充してしてしまいました。

腹も膨れたところで再び風張峠を目指します。ポタリングなので並走してお喋りしながらダラダラ走っていると意外と早く浅間尾根駐車場に到着。ここで一息と思っていたのですが、バイカーに占領されてしまっていてパスすることに。風張峠を通過し月夜見第二駐車場へと向かったのですがココもバイクでいっぱい。

バイクのツーリングも大いに結構ですが、駐車場ではタバコの吸い殻をポイ捨てするし、レーサー気分でバイクを倒しこんで、もし転倒して事故にでもなったら...。本人が怪我したり死んでしまうのは勝ってだけど、巻き込まれた自転車や一般のドライバーはたまらないですよね。もう少しマナーを守ってほしいものです。

結局、かなり下った月夜見第一駐車場で休憩することに。行動食で腹ごしらえしながら奥多摩湖の景色を眺めることにしました。


峠付近の霧も晴れ最高のツーリング日和になりました。

眼下に見える小河内ダムを目指しスタートしたものの楽しい下りはアット言う間に終了。それでもロードならではの爽快さを感じることができました。小河内ダムでトイレを済ませ、さあ今日のメインイベント昼食をどこで取るかが問題です。


小河内ダムをバックにこの1週間で見事にリバウンドしてしまったゴブリン。日々酒席に12時まで付き合ってれば当然の結果か?

特に調べて来なかったので青梅街道を下るもいい店が見つからず、吉野街道でもなかなか見つからず、結局、御岳付近で再び青梅街道に戻り「玉川屋」という蕎麦屋に決定しました。


茅葺屋根の感じのよさそうな「玉川屋」

お店に入ってみると下駄箱があるだけでその先は廊下になっていました。突き当りまで進み左に90度方向転換し突き当りまで進みさらに左に方向転換するとようやく店員とご対面。席に案内されると落ち着いたいい感じの和室にはカップルばっかり。ちょっと場違いな感じもしたのですが、入店してしまった以上どうにもなりません。煮込みとトロロ蕎麦を頼んだのですが、これが美味い!


トロロ自体にだし汁がブレンドされていて絶妙な味。

偶然見つけた割には大当たりだった蕎麦屋「玉川屋」に大満足し、あとは武蔵五日市駅に戻るだけ。吉野街道に戻り秋川街道にさしかかったのですが、地図上では大したこと無かった梅ケ谷峠で大苦戦。短いながらも傾斜がきつくひと踏ん張りを強いられました。それでも2時30分過ぎには武蔵五日市駅に到着し「つるつる温泉」で汗を流し5時過ぎには無事に帰宅しました。

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