会社に6時30分に集合して7時に出発。相模川を北上して高尾を目指します。風邪気味だったので薬を飲んだせいか?いつもよりペダルが重く感じ30Kmを維持するのがやっと。今日は先が思いやられるかもと覚悟する。多摩霊園を通過したあたりのコンビニで休憩すると沢山のローディーが集まっていた。やはりこの時期の奥多摩は人気があるようだ。
小さな起伏を超へ五日市街道に入ると更にローディーが多くなってきた。若い自転車乗りは元気がよくて速い。おじさんチームはマイペースでのんびり数馬を目指します。
五日市街道は車も少なく走りやすい。
上川乗の交差点を過ぎると傾斜がグッと急になってくる。
数馬ではもみじが赤く色づいていた。
数馬から先は急傾斜が連続する奥多摩道路になる。久しぶりの山岳コースで少々辛そうなALL OUTさんだったが、都民の森の焼き団子を楽しみにゆっくり登っていく。
奥多摩道路の元料金所。この先がちょっと辛いんだよね。
都民の森で団子汁を頂く。それなりに美味しい。
地元産の和牛串焼き(350円)を購入。サイズ的にやられた感が...。
暫しの休憩後、本日一つ目の峠「風張峠」を目指す。都民の森からは大した距離でもないので一気に登ることにした。今日は同じところを何度も往復しているバイク小僧がが少ないと思っていたら、浅間尾根駐車場にパトカーが停まっていた。毎週末パトロールしてもらいたいものだ。
浅間尾根駐車場にて記念撮影。
風張峠でヤッケを着こみ爽快なダウンヒルが始まった。が...すぐにファミリーカーに追いついてしまいマッタリ走行になってしまう。自転車はエンジンブレーキがないのでブレーキシューがもったいないな~とボヤキながら奥多摩湖に向かって下っていく。
奥多摩湖をバックに記念撮影。意外と暖かった。
予定時間を少し過ぎていたが、まだ1時10分だったので柳沢峠を目指すことにした。湖畔に沿って走っているうちは快適だったのだが、川沿いになるとアップダウンを繰りかえすようになってくる。泉谷林道の分岐を過ぎると急傾斜の坂道が続く。分岐から柳沢峠まで9Kmと計算していたのだが、実際は14Kmありこの3Kmの誤差に精神的にも体力的にも苦しめられることになる。
通称「大菩薩ライン」は所々紅葉が奇麗だったのだが...。
工事現場のおじさんに励まされて峠を目指すが傾斜は増すばかり。いいかげん登ってきたと思ったところで「SK落合」の看板を発見!?。「全然、登ってないじゃん!」。谷筋を抜けて空が広くなっているのに峠はまだまだ先のようだ。ここから先はもう何だかわからなくなってきた。誰もいない日暮れ前の峠道で「ふざけんなー」とか「いい加減にしろー」とか喚き散らしながらペダルを漕いでいく。最後の方になると、「峠には永遠に着かないのでは...」と悟りの境地?にまでなってきた。
いくら走っても沢と並走。ということはこの沢が終わらないと峠には着かないという事か...。
広くなっていた空がV字に狭くなりその先に夕日が差してきた。午後3時40分、標高1472mの柳沢峠到着。すぐさま後方のALL OUTさんに距離の誤差を伝えようとするが相手が圏外で電話がつながらない。仕方ないので絶景の富士山を眺めながら寒さに耐えながら待つことにした。暫くすると峠の頂きにALL OUTさんの姿が徐々に見えてきた。ちょっと絵になっていたかも。
ちょっとあまく見ていた柳沢峠。しかし塩山側からはもっと急傾斜だった。
夕暮れの富士さんはまさに絶景。ここまで走った甲斐があったかも。
峠の茶屋で名物の「みそおでん」を暖かいお茶と一緒に頂く。疲れだ体に浸みわたる味でした。
日没まであと僅か、塩山駅を目指し下り始める。薄暗い中で急な傾斜とタイトな複合コーナーが続き緊張しながら下っていく。途中で野犬と遭遇するが下りだったのであっさりパスできた。塩山の駅に到着した時にはもう真っ暗。計画より10Kmほど長い132Kmのランでした。塩山駅からは普通電車で輪行しながら反省会。この為に走っているのかもね。
反省会の締めは橋本駅のホームに隣接する中華屋。消費した以上にカロリーを摂取してしまいました。
紅葉シーズンからするともう少し早い時期が良いかもしれません。たっぷりと峠を楽しめるコースなのでM系サイクリストにはお勧めコースです。
コメント一覧
オヤジっち>ALL OUTさん
オヤジっち>広葉樹さん
ALL OUT
広葉樹
最近の「ロード」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2020年
人気記事