ハンドシェイク 手取り川物語

手取り川周辺で繰り広げられる、とある釣り人の物語

自作自演。。。その5

2006年04月20日 23時05分24秒 | 釣り(管釣り)
終わるかな~ぁ?
終わらしたいよ...!
明日は飲み会の予定が入っているから。。。


■休憩
休憩中は案外忙しい... 皆と話した様な、
話していない様な。。。
前半トップと2匹差。
私(心の中):「毎度の順位だねっ...」
      :「後半は逆噴射並の大ブレーキがかかるんだから。。。」

■後半第1クオーター
前半第2クオーターにラインブレイクされたのを教訓に、
スナップを結び直しルアーを『ティアロ 赤金ヤマメ』結びなおす。
釣座は右一番手前、
前回、前々回の私の前半第1クオーターのスタート位置...
俗に言うバススポットだっ...
右隣のイワナ男君はこの釣座を得意としているが、
私には苦い思い出しかない場所である。。。

なかのはしさん:「5秒前 4・3・2・1... スタートです」
一投目は当然、
中層ど真ん中を通常よりも若干だけ早く引く!

ツッ!
かすかなアタリ、
取れない、取らない... 何事もなく続けてリーリング
グッ!
手前で大きなアタリ、
これならOK、
素早いスイープでガッチリとフッキング!

その後は一度かなり良いトラウトをバラシたものの、
小さなアタリが続く一進一退の展開となり、
ボトムダンスもクランクも投入する事無く前半第1クオーター終了。。。
結果2匹。。。

■ローテション中
私(心の中):「前半が9匹でしょ、でっ今が2匹...」
       「トップの天湖森男さんが前半11匹、ムッムム~。。。」
       「これは勝ち目はないねっ♪」
諦めたその瞬間、釣りの神様が私の右肩に降りたのだと思う。。。

私(心の中):「一度無くなったクランクだし~ぃ」
       「反応も悪くなかったし~ぃ」
       「試作クランクで轟沈ってのも案外楽しいね♪」

私的には鮭鱒試作クランクにはそれなりの手応えを感じていたのは確かだが、
並み居る強豪「ココニョロ」「クラピー」「ナッツ」「キューパ」との勝負には
「??????」の状態であった。。。
しかし、
何故だか私の中では「試作クランクにて後半第2クォーター全てを押し切る」って言う、
俗に言う『断固たる決意』が出来ていた。
(↑神の仕業と言うか? 不幸中の幸いと言うか?)

■後半第2クォーター直前
右隣の「イワナ男選手」に突然と宣言!
私:「コレと(←試作クランクを差出)心中するから!」

■後半第2クォーター
なかのはしさん:「5秒前 4・3・2・1... スタートです」

ここはホンマ覚えていないです...
一投目で魚を取れたのか?
アタリだけだったのか。。。?
けど開始早々に
私(心の中):「この試作クランクとの心中覚悟は悪くないっ!」と直感したのは間違いなく、
後半第2クォーターの20分間はニーリングをした竿先に感覚を集中させた事は覚えてる。。。
(↑ここの部分は別のところに書きますのでご容赦ください)

しいて他に覚えていることをあげると...
「イワナ男選手」が「どっS」状態であった事。
「金狼のクランクマスター選手」が前半第2クォーターの際に「試作クランク」を拾上げ、
私に返した事を悔やんでいた事。
「なかのはしさん」が従軍カメラマンの如く写真を取りに来て、
私が最高の笑顔で応えた事。

後は、
ただ漠然と全体的に釣れていない感覚を感じ取りつつ、
「試作クランク」の「無敵感」を実感しながら釣りをしていた事。

なかのはしさん:「5秒前 4・3・2・1... 終了です」

■後半検量&集計
私のスカリから魚を取り出すと8匹であった。
合計17七匹...
前半トップの尾数は天湖森男さんの11匹、
2位はシロ君の10匹。。。
私(心の中):「まっ勝てないネッ!」
       :「良い仕事したよ私!!」

検量が進む。
と言うか私と「なかのはしさん」で進める...
全ての検量が終了する。。。
誰かが私の耳元で囁いた:「優勝ですよ♪」

でっ精神状態は「自作自演」に戻る。。。




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