ハンドシェイク 手取り川物語

手取り川周辺で繰り広げられる、とある釣り人の物語

蜜と月と鱒追旅団大遠征【至福編】

2010年11月19日 19時23分13秒 | その他。。。
ベースキャンプとなる『the Park』に到着したのがお昼前...
ヨシさんの心配りの手配と『the Park』スタッフの素敵な対応により、
私たちお気楽夫婦が泊まる部屋(RoomNo.7)のベッドメーキングが既に完了していた♪

女房に確認すると
『長旅の疲れに合わせて、
ラスト4時間チョッとのドライブで、
完全なる乗り物酔いに罹った。。。』との事であり、
『大事をとって休憩する』という結論に至った!


女房の体調は心配ではあったが、
20時間以上の移動中に取った睡眠時間が2~3時間の私は、
疲れの感覚が麻痺したナチュラルハイの状態であり、
更に大量のアドレナリンが分泌していたのか?
元気が溢れ...
13時頃には女房を部屋に置き去りにし、
憧れのNZの川辺に立っていた♪


話しは変わるが、
NZの川の周辺ほとんどは、
プライベートな土地(牧草地)ばかりであり、
公的な土地が川辺に続くような場所が非常に少ないらしい。
なので、
釣りのライセンスを購入したからと言っても、
何処ででも釣りが出来る訳ではなく、
重要なのは、
川まで続く土地の所有者の許可を持っているか否かとなってくる様だ。。。

土地の所有者には癖のある人が多く、
ショットガンを構えて出迎える人、
キチ●イ気味で話しが通じない人、
NZ以外のお金持ちさんの別荘で、年に1度来るか来ないかの人、
自分が釣るために土地を買った人etc…etc…


でっ、
13時頃に私が立った川辺は、
ヨシさん数年がかりでやっと許可を得た、
その周辺のマオリ族(人)を仕切るクィーンのお庭でした♪


クィーンのお庭は最高で、
1投目に巨大ブラウンのチェイスがあり、
その後数投目にして、
この大遠征最大のレインボーをキャッチする事が出来ました♪
(↑↑↑HMが遠征になってるし...)




もう、
そのレインボーをキャッチするまでの流れはまるで教科書どおり...

ロケーションは、
瀬からタルミになる所にオーバーハングしたブッシュ。


白泡が残るブッシュギリギリの瀬尻に『トリコロール67HW 金鮎』を落とし込み、

ブッシュからルアーが出来るだけ離れないように、
脈釣りをイメージしてリールを巻かずにドリフトさせる...
そして『ここぞ!』の所でラインテンションを抜いてトゥイッチング♪

すると、
少し離れた水中がギラリとなり、
刹那遅れてルアー・ライン・ロッド・リールを伝い暴力的なアタリが届けられた!!!



その後は、
この大遠征最大のブラウンをバラシたり、
レインボーの二連荘を堪能したりして、
16ヒットの9キャッチで1日目は終了した♪


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2 コメント

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彼の地は (セニョ~ル)
2010-11-20 04:42:52
マオリの土地に良い釣り場在りと聞いています。
NZに限らず、ライセンス+ガイドありきでしか本当の意味で楽しめないのは海外釣り場の常。
危険と隣り合わせであるというのも理由の一つなのでしょう。

それにしても素晴らしいサカナ・・・
溜息しか出ません。
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恵まれました♪ (oyakata)
2010-11-20 08:52:19
RE:セニョ~ル様

まったくその通りです。

ただ日本の釣り人には、
ガイドを依頼するという習慣・考え方が少ないため、
NZに来てもガイドを頼まず、
挙句「NZは釣れない...」と言い放って帰っていく人もいるようです。。。

またNZでは、
フライはどの川でもOKなのですが、
ルアーはNGの川が多いため、
『本当にガイドできる』ガイドさんは少ないようです。


レインボーがレインボーと言われる所以がハッキリと分かりました♪
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