ハンドシェイク 手取り川物語

手取り川周辺で繰り広げられる、とある釣り人の物語

午後は雨降り...

2006年07月09日 18時29分31秒 | 釣り(川釣り)
雨降りです...
自然の恵みのために雨が必要なのは理解できているけど、
もうそろそろ梅雨明けして欲しいな~ぁ。。。


■ 7月9日(日曜日)
朝から手取川の本流へ遊びに行っていました!
雨が降らなければ丸1日遊んでいたかも知れないなっ♪

今日の手取川本流釣行は、
以前に信用できる情報筋(←シロ君)から、
『手取川で大物をバラシたっ!』との情報を得ていたため、
満を持しての出撃であった。
シロ君からの情報を頼りに、
心躍らせ『黒のいすゞ ウィザード』を走らせて行くと、
確かに「ココならば」と思える川辺に到着した。

早速準備に取り掛かる...
私(心の中):
「『TS62UL』は犀川、九頭竜川でデカイのバラシてるしな~ぁ」
「そう言えば『CR78ML』は修理から戻って来てからウグイしか釣ってないしな~ぁ」
「水量も、水圧も強そうだし『CR78ML』でチャレンジか~ぁ?」
「だけど、タックルが強すぎないかな~ぁ。。。」
と悩んだ挙句、
結局はウエーダーを履き込み『CR78ML』を握り締め水辺に立っていた。
『トリコロールS 55黒金、67オレンジゴールド、金アユ、83ゴーストヤマメ』と、
『ミディア53 ホロピンクチャート』の5個のルアーと、
『アクエリアス アクティブダイエット 1Lペットボトル』を1軍バックに押し込み。。。

取り合えず私の頭の中は「本流 = デカイ魚」の単純な公式しかなかった!
(犀川、九頭竜川ではデカイ魚を掛けるには、掛けているし。。。)
さらに言うなら「デカイ魚 = デカイルアー」であり、
ファーストキャストは水色も考慮して『トリコロールS 67オレンジゴールド』とした。
私(心の中):
「来るよ~、きっと来るよ~ぉ!」
「『ドッン』ってアタリで、ドラグが『ジーーー』だよ♪ フッフ~ン♪」
しかし、
そんなに上手くは行きません。
ルアーを『67金アユ』に変えたり、
淵では『ミディア』に変えたり、
「目立っていないんだな きっと」との判断から、
『83ゴーストヤマメ』をぶん投げたり...
気付くとアッと言う間に2時間以上過ぎました。。。

私(心の中): 
「ハ~ぁ... 素敵な渓相なのにな~...」
「どこ行っちゃったんでしょ? デカイ魚たちは...?」

大きな岩に腰掛タバコをふかし、
『アクティブダイエット』を飲みながらボ~っとしてみる。
水の音が聞こえます。
鳥の鳴き声が聞こえます。
タバコの煙が空に消えて行きます。
空を見上げると今にも泣き出しそうな曇り空です。
(この瞬間は、釣れていても、いなくても最高に気持ち良い一時です♪)

私(心の中):
「天気予報どおり雨かな...?」
「降ってからじゃ危ないし下り始めるかっ」
「惨敗だよ...」
「デカイルアーばかり投げたから、下りは『55黒金』でも使ってみるか~ぁ」
そんな事で『55黒金』を丹念にキャストしながら川を下り始める。
『ブッン』とキャスト!
ラインを流れに乗せてから細かく『トィッチ』『トィッチ』『トィッチ』!
そんな作業を続けながら、
遡上した半分ぐらいを戻った頃であろうか、
『トィッチ』『トィッチ』『トィッチ』とリズム良く振られていた穂先が、
『ゴッ』と一瞬にして絞り込まれた!
私(心の中):
「きっ、来ちゃいました~♪」
犀川、九頭竜川でのバラシを思い出し竿の立て過ぎに注意を払った!
『ギラッ』と見えた横腹は、
アララララ~...予想以上に小さいです。
しかし本日の一匹目です。
最後まで気を抜かず慎重に川の流れを横切らせ、
キャッチできたのは、
サイズは小さいながらもグットプロポーションのヤマメでした♪


その後同じ場所で2匹のヤマメをキャッチしたが、
段々とサイズが小さくなり、
3匹目にいたっては自己最小ではないかと思える位であった。
私(心の中):
「『デカイのから釣れる』って言う定説は本当なんだっ!」
「でも、こんな小さいのも掛けれるなんて、
『CR78ML』ってやっぱり良いロッドだよ♪」



残り半分、
入水地点まで執拗かつ丁寧にルアー流し続けたが、
魚からの反応は一切無かった。。。
そして見計らったように雨が降り出した。

今日も良い1日でした。


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