ハンドシェイク 手取り川物語

手取り川周辺で繰り広げられる、とある釣り人の物語

夢への一歩

2006年04月29日 23時34分29秒 | 釣り(川釣り)
今日、目が覚めたのは5時を少し過ぎた頃だった。
昨日早く寝すぎたかな~?

さて、5時過ぎに目が覚めた私だが、
いきなり釣り場に「Let’s Go!!!」とは行かなかった。
早朝から近所迷惑考えず、
洗濯をして、
掃除をして、
布団を干して。。。


でっ駐車場がある法島河川公園に着いたのが8時前、
駐車場の空きスペースを探しながら止まっている車のナンバーを見ると、
「八王子」「多摩」「大阪」「神戸」等々... 県外ナンバーでビッしりだ!
私(心の中):「......... バカじゃないの?」
(↑ 自分の事はさて置きです♪)
なんとか車を止めてタックルの準備をし河川敷に出る。
優良スポットである児童会館前は、
今日もエサ釣り師の長いのべ竿で大名行列状態である。。。

やっぱりエサ釣り師には勝てないので、
優良スポット児童会館前は諦め「さくら橋」下流まで手早く釣り下る事とする。
【ここで説明】
 犀川には「さくら橋」は実在します。
 決して私が血迷って名付けた訳ではありません。

今日の水色は完全クリアー、
川底の岩盤の様子までハッキリと見える...
「さくら橋」下流で釣りをしていると、
私(心の中):「水の流れはこうでしょ?」
       「岩盤の様子はこうなっているでしょ?」
       「人の入り具合はコッチが多いでしょ?」
       「対岸から釣った方がいいじゃん(フッフ~♪)!!!」
車通りの多い「さくら橋」をテクテクと竿をかつぎながら渡り、
再度川岸に立つ。

何投か「ノースクラフト」の「ダウンクロス ディープ」をキャストする。
「ダウンクロス ディープ」は、
川の流れで出来るラインスラッグをユックリと巻き取る様にリーリングすると、
流れに負けずグッグッと潜水し、
コツコツとリップが岩盤をノックしているのが伝わって来るルアーである。
さらにロングビルでありリップの先で岩盤をノックするため、
根掛りも少なく、
人、魚共に低活性時には最も有効なルアーだと思い使い続けている...
(↑ 魚から何の反応も無いと、やはり飽きちゃいますので。。。 せめてコツコツを楽しみます)

しかし、
今日の私はチョコッとだけ違っていた、
既に日が昇り、
長袖Tシャツの袖を捲り上げて釣りをしている私の小さな脳味噌は
私(心の中):「今日は温かいね~っ! ご機嫌だよ♪」
      「釣りは、こういう日和でなくっちゃ」
      「お魚もご機嫌なんじゃないの~ぉ?♪」
      「お魚がご機嫌って事は、浮いて来てるかもね!」

単純に早速ルアーチェンジです。
「ダウンクロス ディープ」の次に選んだのは鮭鱒の「トリコロール 83S」。
「トリコロール 83S」はシンキングと言えど、
流れのある深い場所で利用すると、
丁度中層やや上をトレースできるミノーだっ。
動き的には規則正しくキビキビと動き、
私が仕掛けるショボいトィッチにも素直に反応する良いルアーだと思う!
(↑ ただ引きを続けるのは苦手なんですよ。。。)

でっ数等目、
竿の調子を見るようなショボい動きのトィッチを加えながら、
上手く岩盤の割れ目の上を通った時、
50cm位の銀色の物体が「ギラッ!」
何やら「トリコロール 83S」の斜め下から浮き上がってきたお魚がチェイス状態に入ります...
私(体全体):『ドクドク、ドクドク』
      『ドクドク、ドクドク』
完全クリアーの水のため全てが丸見えです...

お魚がルアーに近づくにつれ、
ルアーが私に近づいてきます...
私:(心の中):「距離が無いよ...」
そんな私のパニック状態を無視するかの如く、
次第にルアーに近づく銀色の物体...
がっしかし、
突然と横から50cmの銀色の物体を上回る銀色の物体が
「ズッザ―――――― 2ゲット!」の勢いで現れてしまった
私(体全体):(―――――― ・・・・・)


ルアーは何事も無かった様に穂先に辿り着いてしまった。
何と2つの銀色の物体は、
私の目の前でお見合いしちゃったのです。。。
私(心の中):「管釣りかぃっ!!!」

その後10時半まで同じ場所で釣りを続けたが、
何事も無かった様に時間だけ過ぎていった。。。
少しだけ夢に近付けた様な一日だった。
(辿り付きたかった...)

【別 記】
石川:フェローズ様、丸越様、リバシ―様、つりびと様、2&4様
福井:ポイント様、やすや様
「風雲雷鳴」ポスターの店頭貼付ありがとうございます。




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