千秋楽、結びの一番

昨日9月30日、
今期の渓流シーズン結びの一番を『シロ君』と共に手取川水系にて行った。


本流域のヤマメ、ニジマスから始まり、
巨大堰堤の大イワナ狙いを経由し、
渓流域を遡上してのイワナ釣りまで、
朝7時頃から夕方の6時前までの約11時間、
昼食も取らず手取川水系を二人で奔走した♪

何が二人をそこまでさせたのか．．．？
「そこに水が有るから？」
「その岩を越えると新しい世界が広がるから？」
「シーズン最後の日だから？」
「天然河川と5ヶ月間のお別れだから？」答えは分からない！
全ての事が重なったからかもしれないし、
意外と単純に「楽しかったから♪」だけかもしれない。
（↑　たぶんコレだなっ！）

ただ、
いつもは「安全第一」での釣行を心掛けているのであるが、
昨日の日が傾きだしてからの、
二人無言での遡上スピードは尋常ではなかった．．．
まるで何かに取り付かれた如く遡上し、
どこまでも、どこまでも突き進む勢いであった
がっしかし、
とある瞬間を境に、
二人申し合わせた様に
「引き返しますか．．．」となり崖を登り林道に出た。

少し獣の匂いがする．．．
頭上の木から猿の鳴き声が聞こえる。
歩いても歩いても泣き声が付いてくる。
そんな泣き声をあえて無視しながら、
二人で今シーズンについて語り、
来シーズンに思いをはせた。。。

とても素敵な1日でした。
とても素敵なシーズンでした。
今シーズン私を楽しませてくれた全ての河川、
全ての魚に感謝です。