晩秋の大台ケ原

ドライブウエィは、月に照らされて青く輝いています。
奥駈の稜線を見ようと車を停めると、静寂の世界。
温度計は０度。

ぶるっと身震いをして、再び車へ。
ガスがどんどん流れてきて、辺りは真っ白。
ヘッドライトに照らされている空間を注目していると、吸いこまれそうで段々と気分が悪くなってきました。
どうやら、運転しながら車酔いしたようですｗ

午前１時駐車場着。
このあたりは、ガスは晴れています。
あいかわらず、吐き気は治まらず。
シートを倒してしばし休憩。

ひと眠りして目が覚めると、3時。
ちょっと小雨模様。
今日の日の出は諦めた～ｗ

次に目が覚めると、窓の外はすっかり明るい。
けど、風は強いようで車体が揺れる揺れる。

えいやぁ！と気合を入れて、ドアを開け、歩き始めた。






月に照らされた奥駈の稜線。かろうじて行者還岳が見えた。









辺りは白の世界。日出ケ岳は諦め、正木ケ原方面へ。








風が強い所は、樹氷が付いている。風は当然冷たい・・・・。








前日のものだろうか？うっすらと積もった雪に、足跡が多数。






待望の樹氷。カメラを構えると、悪戯好きの風が枝を揺らす。








ときおり現れる青空。ガスが飛ぶように流れていく。









幻想的な世界に、しばし佇む。









紅葉も閉じ込められてしまったようだ。







自然の造形美







静かな時間が、ここにも流れています。








紅葉前線は、遥か下。