保温性能比較～魔法瓶～

巷ではやっぱりサーモスが一番いいとか、いやタイガー魔法瓶やでとかいろいろと噂が出回っています
いったいどれがいいのか
ここはハッキリと白黒をつけようではないですか！

まず、ホームセンターで温度計を購入（290円）
外的要因をできるだけ排除するために、家族が寝静まった深夜に実験スタート！



今回使用したのは次のとおり

左から 
サーモス（500ml） 
タイガー（350ml） 
ホームセンター（350ml） 
象印（350ml） 
象印（250ml） 

すべて我が家で5年～1年使っているもの

左のサーモスは、山専用で昨年の明神平で行方不明
諦めていたところ、2カ月後、自動車の座席の下からひょっこりと現れた摩訶不思議な一品

タイガーは、上の子どもが学生時代に使っていたもの
保温性は良かったようですが、大きくてお蔵入り

真ん中のは、ホームセンターで購入した激安品（確か400円？）
職場でしばらくマグ代わりに使っていたけれど、おっさん臭くてお蔵入り

象印（350ml）は、現在の職場での愛用品
ミッキーがお気に入りやけど、隣の席の後輩（♂）とオソロっていうのが、周りから気色悪がられている一品

象印（250ｍｌ）は、下の子どもが学校へ持っていっている一品
午後でも結構温かいらしい
って、たった250ｍｌやったら、お昼まで持たんぞ・・・・・




中栓付タイプが2種類
熱の逃げ道は、主に蓋部分なので、二重構造になる中栓タイプが有利です
そのため、蓋タイプは、直径を小さくしたり蓋の断熱性を高めたりして、熱が逃げにくいように工夫されています
手軽に飲む時は、蓋タイプが助かりますもんね

さて、やかんのお湯も沸騰したようです。





寒い室外で試す元気が無かったので、我が家の台所が実験場所


時刻は午前12時28分（いちおう電波時計です）

こんな夜中に何をやってんだか・・・・・・
室温は8.8℃
無風状態なので、寒さはそんなに感じません

蓋をきっちりと閉めて、6時間放置します
私の場合、山に行く時は、出発直前にお湯を入れて、車の移動（約１時間）、行動時間（約3時間）、お昼ごはん、のパターンが多いかな
そうなると、お昼ごはんは約4時間後
ということは、午前4時30分の温度を測ったらいいんですが、とても起きられないので・・・・・・
勝手ながら6時30分に温度測定をすることに

では、それまで山の風景をお楽しみくださいｗ





高見山の樹氷




アッサァ～～～～～



午前6時40分
室温6.0℃
無風状態なので、寒さは感じません（しつこい？）


出勤前の忙しい時間帯ですが、実験再開です


外観の変化は、無いようです（当然か・・・・）






蓋を開ける前に軽くゆすって、中身を混ぜました
少なからず、対流により上と下で温度差が生じているかもしれませんので
また、温度は容器の中間あたりで測定しています

で、結果は・・・・・・


1位　サーモス（500ml）　　　　　70.5℃
2位 タイガー（350ml）　　　　 　69.0℃
3位　 象印（250ml）　　　　　　 　65.0℃
4位 象印（350ml）　　　　　　 　61.0℃
5位 ホームセンター（350ml）　47.0℃

予想通り、中栓タイプが好成績を残しました
サーモスとタイガーの差は僅かです
同じ容量なら逆転していたかも知れませんね

最初に書いたように魔法瓶は、蓋部分から放熱するので、中栓タイプ、もしくは蓋部分の小さなタイプが有利
蓋部分が同じなら熱量が多い容量の多いほうが有利
象印の2タイプの結果は、ふた部分の大きさの違いによるものでしょうか 

以上のことから、細長くて中栓付のタイプを購入するのがいいのかな？
いずれにしても、60℃以上なら十分に温かいですよね

皆さんも一度試されたらいかが～


※素人の実験ですので、各製品の性能を正確に比較しているとはいえませんので悪しからず※