アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなど、マーベル社のヒーローたちが集結し、壮大なバトルを繰り広げる。出演は「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニーJr.、「幸せへのキセキ」のスカーレット・ヨハンソン、「愛する人」のサミュエル・L・ジャクソン、「キッズ・オールライト」のマーク・ラファロ。
あらすじ:長官ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)率いる国際平和維持組織シールドの基地で、世界を破壊する力を持つ四次元キューブの極秘研究が行われていた。だが突然、制御不能に陥ったキューブが別世界への扉を開いてしまう。そこから現れたのは、神々の国アスガルドを追放され、地球支配を目論むロキ(トム・ヒドルストン)。
彼は、セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)やシールド最強のエージェント、クリント・バートン(ジェレミー・レナー)を操り、キューブを強奪して姿を消す。その野心を知ったフューリーは、最強ヒーローたちによる“アベンジャーズ”結成を決意し、女スパイのナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)やエージェントのフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)とともに、ヒーローたちを招集する。
<感想>この作品の最大のポイントはアクションシーンですね。特にクライマックスの戦いは長尺で内容も申し分なし!の仕上がりになって嬉しい。でもね、前半のロキによるホークアイやセルヴィグ博士が、彼の手下となってしまう下りや、せっかくアイアンマンがロキを捕獲して、監禁したのに、兄のソーが現れてロキを逃がしてしまうのが残念。
アベンジャーズの仲間割れシーンも、本作の裏の見所。軽いノリのアイアンマンと真面目なキャプテン・アメリカは水と油の様に対立し、そこに人間ではないソーが加われば、豪快な大喧嘩に発展するのだ。それにハルクに変身するのを拒むブルースなど、それぞれの思惑が交錯してしまう。
そこへ、ロキを奪還しようとホークアイ率いる部隊が、上空を飛ぶシールド総司令部に突入。司令部内外でバトルが展開し、飛行自体が困難な事態になる。やっとブルースはハルクに変身し、ソーと地上に落下する混乱のなか、ロキが逃走。その際に起こった悲劇がきっかけで、ようやくアベンジャーズが結束するわけ。
地上部隊&指揮はキャプテン・アメリカにお任せあれ!・・・アベンジャーズで最も正義感が強く、リーダーシップを発揮している。個性派の「オレ様軍団」に役割分担して、団結力を高める姿はカッコいいですから。地上戦では持ち前のシャンプ力や筋力を駆使する上、何でも跳ね返す盾の威力でダメージを最小限に抑えている。演じているのはクリス・エヴァンス。
空中戦が激アツですね!・・・アベンジャーズのなかでも空中を自由に飛び回れるのは、アイアンマンだけ。総司令部が飛行中に破壊しても、空中で修復作業するし、仲間のピンチには腕からリパルサー光線を発射して敵を撃退する。最終決戦が空から敵が降ってくるので、彼の活躍がカギになるのがさすがに凄いパワーだ。演じているのはもち、ロバート・ダウニー・Jr.。アイアンマンスーツの着脱がカッコいいのだ。自社ビルの屋上に帰還したアイアンマンが、オフィスに向かって歩いている間に、パワードスーツを自動的に脱がしてもらえるのだ。NYの絶景をバックに、その装置が起動するシーンは、スーパークールですね。
そして紅一点、たぐいまれな運動神経と肉体の柔軟性&パワーで、男たちも顔負けの戦闘能力をみせつける、ブラック・ウィドウ。演じているのはスカーレット・ヨハンソン。敵に監禁されても、一瞬のスキを見つけて脱出するし、地上戦ではキャプテン・アメリカと共に闘い、彼のジャンプ力を借りて敵の浮遊する船に乗り込み、奪う。攻撃センスが素晴らしく、得意の演技力(お色気作戦)も効果的に使う。
多彩な弓の攻撃に惚れ惚れのホーク・アイを演じているのは、最近良く出てくるジェレミー・レナー。感情を表に出さず、クールな戦いを見せ、背負った矢筒から状況に適した矢を瞬時で選び、矢じりに小型爆弾を仕掛けるなど、コンパウンドボウで射る。ハイスピードで飛行する敵でも、その弱点となる部分をピンポイントで射抜く勇姿が圧巻だが、ロキに心を操られてしまうパートが切実なのだ。だからなのか、どうみてもあまり目立って活躍していないと思う。
もう2人、最強パワーを争うように、ソーとハルクがガチバトル!・・・シンプルな肉弾戦では当然、ハルクの方が有利だが、ソーもハンマー型の武器、ムジョルニアと雷を起こすパワーを使って善戦する。最後は二人で空から落下しながらの一騎打ち。重量級の戦いが3Dによって臨場感がアップ!・・・。
神の国アスガルドの王位継承権を持つ戦士、ソーを演じているのは、クリス・ヘムズワース。実験中にガンマ線を浴び、感情が高ぶると緑色のモンスターに変身する、ハルクを演じているのはマーク・ラファロ。
それにしてもソーの義弟ロキの存在感、この作品を盛り上げる役にピッタリのトム・ヒドルストン。ロキの武器であるスピア(槍)はその威力を増強。ピアを腕に刺された相手は、たちまち洗脳され、ロキの指示に従ってしまうのだ。シールドからキューブを強奪し、侵略者である宇宙人種族チタウリの地球攻撃を助ける。宇宙人種族チタウリは強大な軍隊を率い、地球の制服をもくろむ一派。
思わぬ場所(スタークビルの屋上)にあったキューブのパワーにより、上空の大気圏に穴が開けられ、地球外の軍隊が降りてきた。想像を超える軍隊がNYの街を破壊し始めるなか、正気に戻ったホークアイも加わって、アベンジャーズの決死の応戦。しかし6人のパワーが最大限に発揮されても、次々と現れる敵のビジュアルに圧倒される。まるで「トランスフオーマー」のような飛行物体に、ハイスピードで空中を飛ぶ戦士たちが加わり、敵の数は増えるばかり。
やはり敵の母船をやっつけねば、それはアイアンマンの活躍なのだが、かなり弱ってエネルギーも乏しい。だが政府が核ミサイルをNYに向かって発射、その戦闘機から発射されたミサイルを掴んだアイアンマンは、上空の穴に向かって飛んでいく。
やっぱり私の大好きなアイアンマンの活躍でありましたね。
来年5月公開の「アイアンマン3」今から楽しみ。
2012年劇場鑑賞作品・・・79 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
あらすじ:長官ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)率いる国際平和維持組織シールドの基地で、世界を破壊する力を持つ四次元キューブの極秘研究が行われていた。だが突然、制御不能に陥ったキューブが別世界への扉を開いてしまう。そこから現れたのは、神々の国アスガルドを追放され、地球支配を目論むロキ(トム・ヒドルストン)。
彼は、セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)やシールド最強のエージェント、クリント・バートン(ジェレミー・レナー)を操り、キューブを強奪して姿を消す。その野心を知ったフューリーは、最強ヒーローたちによる“アベンジャーズ”結成を決意し、女スパイのナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)やエージェントのフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)とともに、ヒーローたちを招集する。
<感想>この作品の最大のポイントはアクションシーンですね。特にクライマックスの戦いは長尺で内容も申し分なし!の仕上がりになって嬉しい。でもね、前半のロキによるホークアイやセルヴィグ博士が、彼の手下となってしまう下りや、せっかくアイアンマンがロキを捕獲して、監禁したのに、兄のソーが現れてロキを逃がしてしまうのが残念。
アベンジャーズの仲間割れシーンも、本作の裏の見所。軽いノリのアイアンマンと真面目なキャプテン・アメリカは水と油の様に対立し、そこに人間ではないソーが加われば、豪快な大喧嘩に発展するのだ。それにハルクに変身するのを拒むブルースなど、それぞれの思惑が交錯してしまう。
そこへ、ロキを奪還しようとホークアイ率いる部隊が、上空を飛ぶシールド総司令部に突入。司令部内外でバトルが展開し、飛行自体が困難な事態になる。やっとブルースはハルクに変身し、ソーと地上に落下する混乱のなか、ロキが逃走。その際に起こった悲劇がきっかけで、ようやくアベンジャーズが結束するわけ。
地上部隊&指揮はキャプテン・アメリカにお任せあれ!・・・アベンジャーズで最も正義感が強く、リーダーシップを発揮している。個性派の「オレ様軍団」に役割分担して、団結力を高める姿はカッコいいですから。地上戦では持ち前のシャンプ力や筋力を駆使する上、何でも跳ね返す盾の威力でダメージを最小限に抑えている。演じているのはクリス・エヴァンス。
空中戦が激アツですね!・・・アベンジャーズのなかでも空中を自由に飛び回れるのは、アイアンマンだけ。総司令部が飛行中に破壊しても、空中で修復作業するし、仲間のピンチには腕からリパルサー光線を発射して敵を撃退する。最終決戦が空から敵が降ってくるので、彼の活躍がカギになるのがさすがに凄いパワーだ。演じているのはもち、ロバート・ダウニー・Jr.。アイアンマンスーツの着脱がカッコいいのだ。自社ビルの屋上に帰還したアイアンマンが、オフィスに向かって歩いている間に、パワードスーツを自動的に脱がしてもらえるのだ。NYの絶景をバックに、その装置が起動するシーンは、スーパークールですね。
そして紅一点、たぐいまれな運動神経と肉体の柔軟性&パワーで、男たちも顔負けの戦闘能力をみせつける、ブラック・ウィドウ。演じているのはスカーレット・ヨハンソン。敵に監禁されても、一瞬のスキを見つけて脱出するし、地上戦ではキャプテン・アメリカと共に闘い、彼のジャンプ力を借りて敵の浮遊する船に乗り込み、奪う。攻撃センスが素晴らしく、得意の演技力(お色気作戦)も効果的に使う。
多彩な弓の攻撃に惚れ惚れのホーク・アイを演じているのは、最近良く出てくるジェレミー・レナー。感情を表に出さず、クールな戦いを見せ、背負った矢筒から状況に適した矢を瞬時で選び、矢じりに小型爆弾を仕掛けるなど、コンパウンドボウで射る。ハイスピードで飛行する敵でも、その弱点となる部分をピンポイントで射抜く勇姿が圧巻だが、ロキに心を操られてしまうパートが切実なのだ。だからなのか、どうみてもあまり目立って活躍していないと思う。
もう2人、最強パワーを争うように、ソーとハルクがガチバトル!・・・シンプルな肉弾戦では当然、ハルクの方が有利だが、ソーもハンマー型の武器、ムジョルニアと雷を起こすパワーを使って善戦する。最後は二人で空から落下しながらの一騎打ち。重量級の戦いが3Dによって臨場感がアップ!・・・。
神の国アスガルドの王位継承権を持つ戦士、ソーを演じているのは、クリス・ヘムズワース。実験中にガンマ線を浴び、感情が高ぶると緑色のモンスターに変身する、ハルクを演じているのはマーク・ラファロ。
それにしてもソーの義弟ロキの存在感、この作品を盛り上げる役にピッタリのトム・ヒドルストン。ロキの武器であるスピア(槍)はその威力を増強。ピアを腕に刺された相手は、たちまち洗脳され、ロキの指示に従ってしまうのだ。シールドからキューブを強奪し、侵略者である宇宙人種族チタウリの地球攻撃を助ける。宇宙人種族チタウリは強大な軍隊を率い、地球の制服をもくろむ一派。
思わぬ場所(スタークビルの屋上)にあったキューブのパワーにより、上空の大気圏に穴が開けられ、地球外の軍隊が降りてきた。想像を超える軍隊がNYの街を破壊し始めるなか、正気に戻ったホークアイも加わって、アベンジャーズの決死の応戦。しかし6人のパワーが最大限に発揮されても、次々と現れる敵のビジュアルに圧倒される。まるで「トランスフオーマー」のような飛行物体に、ハイスピードで空中を飛ぶ戦士たちが加わり、敵の数は増えるばかり。
やはり敵の母船をやっつけねば、それはアイアンマンの活躍なのだが、かなり弱ってエネルギーも乏しい。だが政府が核ミサイルをNYに向かって発射、その戦闘機から発射されたミサイルを掴んだアイアンマンは、上空の穴に向かって飛んでいく。
やっぱり私の大好きなアイアンマンの活躍でありましたね。
来年5月公開の「アイアンマン3」今から楽しみ。
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