囚われた少女たち。穢れた秘密の園から、逃れることができるのか――
アメリカで実際に起きた人身売買事件を元にした衝撃の監禁シチュエーションサスペンス! !
主演はエデンに『エンジェル ウォーズ』のジェイミー・チャン。ボーン : マット・オリアリー「スパイ・キッズ2、3」監督 : ミーガン・グリフィス
あらすじ:1994年。ニューメキシコに住むヒョンジェ(ジェイミー・チャン)は、
バーで知り合った男性の車に乗ると、そのまま拉致。ラスベガスに密輸されてしまう。そして名前を「エデン」とされ、売春宿での生活を強いられることに。
始めは強く抵抗していたものの、次第に生きるためにその生活を受け入れて行き、地位を築くエデン。しかし、ある再会をきっかけに、再び逃げ出す決意をする。(Amazonより)
<感想>誘拐、人身売買、売春、実際にアメリカで起こった事件を基に描かれている衝撃の監禁シチュエーション・サスペンスである。
冒頭でこれは実話であると、一瞬びびるが、これはようするにアップデイトされた女囚もの、ウーマン・プリズン映画である。これを撮ったのが女性監督だっていうのだから。
果てしなくだだっ広いアメリカの何処かに、全米各地から誘拐されてきた少女たちを監禁する農場がある。人身売買組織は黒人、アジア、ヒスパニック、東欧とあらゆる人種の少女たちを取り揃え、顧客のオーダーに合わせて派遣するのだ。
少女たちは足に発信機を付けられ、逃げ出そうものなら容赦なく殺される。真面目に勤めあげても、ババアになったら殺される。かれらの言うババアとは、19歳のこと。まさに絶望的な少女監禁シチュエーション・サスペンス物語。
実際、サイコ路線よりなので、レズの刑務所所長とか放水マシンとか、ある意味「牧歌的」な女囚映画のイコンは出て来ません。
その代りといちゃなんだけど「両親がカルト宗教に狂って育児放棄され、字も読めない」みたいなウンザリするほどリアルなヤク中が看守役だったりもする。
女たちも違法移民の子供だったりして、英語すら話せないく怪しい。
しかしですよ、怖いと思ったのが、この組織って誘拐されてきて絶望している少女たちに、子猫をあげて世話させるのよね。
「お前たちにはまず責任感を学んでほしい」とか言って。女の子たちは競って猫を可愛がるわけ。
この段階でもう「支配されている」「支配している」関係がぐにゃっと歪んでしまう。この気持悪さって、AV女優たちが、強面の事務所に監禁生活させられて、座敷犬とか飼っちゃって、環境に順応してる感じがした。
これって日本の「尼崎監禁事件」なんかと通じるところがあると思う。必死で逃げても周囲は、「まぁ怖い」と、遠巻きに眺めているだけで助けてはくれない。
というか、殆どがヤーさん絡みなのでかかわりたくない。もはやウーマンプリズンものに鉄格子とか、凝ったセットはいらない。
唯一主人公19歳の韓国人少女を演じるジェイミー・チャンは、御年・今年の4月で30歳。「ハングオーバー!!!最後の反省会」や、「アイアン・フィスト」に出ている女優さんです。監禁組織に囚われながらも、救出の機会を狙っているタフな韓国系移民のヒロイン役。現在は制作中の「SIN CITY2」で、デヴォン青木に代わって無口な女用心棒ミホを演じています。
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主演はエデンに『エンジェル ウォーズ』のジェイミー・チャン。ボーン : マット・オリアリー「スパイ・キッズ2、3」監督 : ミーガン・グリフィス
あらすじ:1994年。ニューメキシコに住むヒョンジェ(ジェイミー・チャン)は、
バーで知り合った男性の車に乗ると、そのまま拉致。ラスベガスに密輸されてしまう。そして名前を「エデン」とされ、売春宿での生活を強いられることに。
始めは強く抵抗していたものの、次第に生きるためにその生活を受け入れて行き、地位を築くエデン。しかし、ある再会をきっかけに、再び逃げ出す決意をする。(Amazonより)
<感想>誘拐、人身売買、売春、実際にアメリカで起こった事件を基に描かれている衝撃の監禁シチュエーション・サスペンスである。
冒頭でこれは実話であると、一瞬びびるが、これはようするにアップデイトされた女囚もの、ウーマン・プリズン映画である。これを撮ったのが女性監督だっていうのだから。
果てしなくだだっ広いアメリカの何処かに、全米各地から誘拐されてきた少女たちを監禁する農場がある。人身売買組織は黒人、アジア、ヒスパニック、東欧とあらゆる人種の少女たちを取り揃え、顧客のオーダーに合わせて派遣するのだ。
少女たちは足に発信機を付けられ、逃げ出そうものなら容赦なく殺される。真面目に勤めあげても、ババアになったら殺される。かれらの言うババアとは、19歳のこと。まさに絶望的な少女監禁シチュエーション・サスペンス物語。
実際、サイコ路線よりなので、レズの刑務所所長とか放水マシンとか、ある意味「牧歌的」な女囚映画のイコンは出て来ません。
その代りといちゃなんだけど「両親がカルト宗教に狂って育児放棄され、字も読めない」みたいなウンザリするほどリアルなヤク中が看守役だったりもする。
女たちも違法移民の子供だったりして、英語すら話せないく怪しい。
しかしですよ、怖いと思ったのが、この組織って誘拐されてきて絶望している少女たちに、子猫をあげて世話させるのよね。
「お前たちにはまず責任感を学んでほしい」とか言って。女の子たちは競って猫を可愛がるわけ。
この段階でもう「支配されている」「支配している」関係がぐにゃっと歪んでしまう。この気持悪さって、AV女優たちが、強面の事務所に監禁生活させられて、座敷犬とか飼っちゃって、環境に順応してる感じがした。
これって日本の「尼崎監禁事件」なんかと通じるところがあると思う。必死で逃げても周囲は、「まぁ怖い」と、遠巻きに眺めているだけで助けてはくれない。
というか、殆どがヤーさん絡みなのでかかわりたくない。もはやウーマンプリズンものに鉄格子とか、凝ったセットはいらない。
唯一主人公19歳の韓国人少女を演じるジェイミー・チャンは、御年・今年の4月で30歳。「ハングオーバー!!!最後の反省会」や、「アイアン・フィスト」に出ている女優さんです。監禁組織に囚われながらも、救出の機会を狙っているタフな韓国系移民のヒロイン役。現在は制作中の「SIN CITY2」で、デヴォン青木に代わって無口な女用心棒ミホを演じています。
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