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韓国で未成年者が起こした、実際の性犯罪事件をベースにしたサスペンスドラマ。愛する娘をレイプしたにもかかわらず、少年法に守られる加害者たちに復讐(ふくしゅう)を果たそうとする母親の姿を追い掛けていく。『黒い家』などのユソン、『サニー 永遠の仲間たち』などのナム・ボラ、人気K-POPグループU-KISSのメンバーだったドンホらが出演する。ショッキングな展開や描写もさることながら、母娘の愛と絆をめぐるドラマも観る者の胸を打つ。
あらすじ:夫と離婚し、娘のウナ(ナム・ボラ)と一緒に新たな生活をスタートを切ろうと考えていたユリム(ユソン)。二人で力を合わせて生きようとする中、ウナは転入した高校で出会ったチョハン(ドンホ)という男子生徒に心惹(ひ)かれる。チョハンに学校の屋上に呼び出されてテンションが上がるウナだったが、そこで待ち受けていた彼と不良グル−プに犯される。事件を知ったユリムは彼らを訴えるが、チョハンは証拠不十分で釈放、ほかの仲間たちは保護観察処分になってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/13/b095b525251a5fbf139c2b5e701cb064.jpg)
<感想>この作品は実際にあった未成年の性犯罪事件を描いています。2004年に4人の男子校生徒が、女子中学生を強姦した「密陽女子中学生集団性暴行事件」が発覚したのをきっかけに、韓国で未成年者による集団レイプが多発していることがいっせいに明るみになった。学校側や地元警察がその事実を長らく隠ぺいしていたというのだ。
加害者側の心情を配慮して、フィクションとはいえ、余りにも女性の立場がいかに低いか、それに未成年であるという法律に守られて、平気で女子の身体をレイプする行為を泣き寝入りしろとは、理不尽なことです。
実際、日本でも現状は同じで、未成年者が殺人やレイプ犯罪をしようと、法律に守られていて、精神病や情緒不安定者とか適当な事柄を並べ立て、犯人はのうのうと少年院で何年か過ごして社会復帰をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bd/2c7a99c5924856ccae92bbe2d742fa1a.jpg)
この作品での娘も少し頭が弱いのか純情なのか、好きになった男子生徒に心をすっかり許してしまい、安心して付いて行き、チョハンの手引きで不良生徒に暴行されて、スマホで動画撮影され、事件発覚後も「ネットに動画をアップされたくなかったら来い」と、男どもに呼び出されるはめになるとは。哀れ娘は不良どもの餌食になってしまう。まさにリアルの呪いの動画のようであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/99/d094eeeb2c83c214d7452fed37ee7a12.jpg)
娘は自分の将来を儚んで自殺してしまう。一人娘をなぶりものにされた上、おぞましい動画の存在を知ったウナの母親は、そのことを警察、学校に訴えるのだが、犯人の両親は自分の息子の犯したことを金で解決しようとする。いかにも自分本位な態度にあきれます。警察も未成年の犯罪は、親同士が話し合いで穏便に進めるよう促す頼りなさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/17/52d23fd1935c00f8ec5f8bcf57c887a0.jpg)
母親は、ケータイの動画を見て、この怒りを行動に移して、法が裁かぬのなら私が裁くとばかりに、一人づつ成敗していくわけ。“母は強し“と言うけれど、凄いこの母親の行動は、褒められないけれども立派でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/85/b3e409333a938253d5033325f1249dbd.jpg)
一人の刑事が気が付いて追ってくる。母親が、最後の一人真面目そうなチョハンを、包丁で刺し殺すところへやってきた刑事が、母親を拳銃で撃つという結末。
娘を持つ母親として、何だかどうしようもない苛立ちと、もしかして自分も母親として、同じ行動を取るかもしれない衝動にかられました。
原題は“DON'T CRY MOMMY”で、冷蔵庫の中にウナの残したケーキにあった言葉です。娘は自分のうかつなミスで、身体を汚してしまったことを後悔しているが、そのことを母親に知られまいとしていたことにあるのですね。
しかし、邦題は「母なる証明」なので、そのまんまという、いかにも日本人が付けたストレートなタイトルでした。
2014年DVD鑑賞作品・・・37
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あらすじ:夫と離婚し、娘のウナ(ナム・ボラ)と一緒に新たな生活をスタートを切ろうと考えていたユリム(ユソン)。二人で力を合わせて生きようとする中、ウナは転入した高校で出会ったチョハン(ドンホ)という男子生徒に心惹(ひ)かれる。チョハンに学校の屋上に呼び出されてテンションが上がるウナだったが、そこで待ち受けていた彼と不良グル−プに犯される。事件を知ったユリムは彼らを訴えるが、チョハンは証拠不十分で釈放、ほかの仲間たちは保護観察処分になってしまう。
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<感想>この作品は実際にあった未成年の性犯罪事件を描いています。2004年に4人の男子校生徒が、女子中学生を強姦した「密陽女子中学生集団性暴行事件」が発覚したのをきっかけに、韓国で未成年者による集団レイプが多発していることがいっせいに明るみになった。学校側や地元警察がその事実を長らく隠ぺいしていたというのだ。
加害者側の心情を配慮して、フィクションとはいえ、余りにも女性の立場がいかに低いか、それに未成年であるという法律に守られて、平気で女子の身体をレイプする行為を泣き寝入りしろとは、理不尽なことです。
実際、日本でも現状は同じで、未成年者が殺人やレイプ犯罪をしようと、法律に守られていて、精神病や情緒不安定者とか適当な事柄を並べ立て、犯人はのうのうと少年院で何年か過ごして社会復帰をします。
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この作品での娘も少し頭が弱いのか純情なのか、好きになった男子生徒に心をすっかり許してしまい、安心して付いて行き、チョハンの手引きで不良生徒に暴行されて、スマホで動画撮影され、事件発覚後も「ネットに動画をアップされたくなかったら来い」と、男どもに呼び出されるはめになるとは。哀れ娘は不良どもの餌食になってしまう。まさにリアルの呪いの動画のようであります。
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娘は自分の将来を儚んで自殺してしまう。一人娘をなぶりものにされた上、おぞましい動画の存在を知ったウナの母親は、そのことを警察、学校に訴えるのだが、犯人の両親は自分の息子の犯したことを金で解決しようとする。いかにも自分本位な態度にあきれます。警察も未成年の犯罪は、親同士が話し合いで穏便に進めるよう促す頼りなさ。
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母親は、ケータイの動画を見て、この怒りを行動に移して、法が裁かぬのなら私が裁くとばかりに、一人づつ成敗していくわけ。“母は強し“と言うけれど、凄いこの母親の行動は、褒められないけれども立派でした。
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一人の刑事が気が付いて追ってくる。母親が、最後の一人真面目そうなチョハンを、包丁で刺し殺すところへやってきた刑事が、母親を拳銃で撃つという結末。
娘を持つ母親として、何だかどうしようもない苛立ちと、もしかして自分も母親として、同じ行動を取るかもしれない衝動にかられました。
原題は“DON'T CRY MOMMY”で、冷蔵庫の中にウナの残したケーキにあった言葉です。娘は自分のうかつなミスで、身体を汚してしまったことを後悔しているが、そのことを母親に知られまいとしていたことにあるのですね。
しかし、邦題は「母なる証明」なので、そのまんまという、いかにも日本人が付けたストレートなタイトルでした。
2014年DVD鑑賞作品・・・37
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