特殊な能力を持つ少女を守るため、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶なバトルを展開する元警官の格闘家の姿を描くアクション。監督・脚本は「タイタンズを忘れない」のボアズ・イェーキン。出演は「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム、「スティーブン・キング 痩せゆく男」のロバート・ジョン・バーク。
あらすじ:ニューヨーク。元市警の特命刑事だったルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)は、今はマイナーな総合格闘技のファイターにまで落ちぶれていた。ある日、八百長試合で誤って相手をKOしてしまった彼は、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
すべてを失いホームレスとなったルークは地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようと立っていた時、一人のおびえた少女が、妻を殺したロシア人の一団に追われているのを目撃する。彼は追っ手を倒し、少女を救うが、今度はかつて彼を陥れたウルフ(ロバート・ジョン・バーク)率いる汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアまでもが、少女を必死に追ってくる。
その中国人少女メイ(キャサリン・チェン)は、一度覚えた数字を絶対に忘れない天才だった。チャイニーズ・マフィアのボス、ハン(ジェームズ・ホン)は、彼女の才能を利用し、不正に儲けた金や重要証拠などの入った秘密金庫の暗証番号を覚えさせるため、彼女を部下であるチャン・クワン(レジー・リー)の養子にしてアメリカに移住させたのだった。(作品資料より)
<感想>アクション映画で鉄板級の面白さを誇るジェイソン・ステイサムだが、最近は少しづつ役の幅を広げてると思う。「トランスポーター」シリーズで一躍アクションスターの仲間入りして、「メカニック」では新人を育てるベテランの殺し屋、「ブリッツ」では仲間想いの酔いどれ刑事を演じるなど、超人的な役から人間臭いキャラクターへと深化しつつある孤高の男ステイサム。
今回は、冒頭での地下格闘技、さらに地下鉄の後ろへ飛び乗り、中国マフィアを相手にホテルでの大銃撃戦など、身体を張ったジェイソンが見られます。
ステイサム版の「レオン」か「アジョシ」と言ったドラマ展開も見逃せません。クールガイを演じることの多かった彼だが、自分のミスから妻を失った過去を持つ男役で、涙を流すシーンがかなり好印象です。それに、父親を感じさせる役に挑んだステイサム、俳優としての側面に注目したい。
もちろんアクションも手抜きなし。激しい鉄拳バトルや、銃撃戦、カーチェイスが息つく間もなく連続します。しかし、難を言えば今回のジェイソンは、拳銃で簡単に敵を殺してしまうシーンが多かった気がした。やはり、あの優れ技の何でも武器にする格闘技が見たかったです。
そして、汚職警官グループを率いて、中国マフィアの隠し金庫を襲撃するなど、そのシーンではさすがにルークの頭の回転がよく、腕のたつ汚職警官を金庫を開ける前に殺してしまう。その中でウルフ警官だけ生かして、カバンに3000万ドルを詰め込み逃走する。その前にロシアン・マフィアのボスのバカ息子を拉致して車のトランクに詰め込んであったのだ。
金庫のナンバーを少女から聞き出すジェイソンは、少女の命を守るという条件と引き換えに暗証番号を教えてもらっていたってこと。少女役はオーディションで選ばれた新星キャサリン・チェンで、見た目があまり可愛くないのがちょっとね。子役なのに、化粧しているし目つきがきつい印象がした。
この人のアクション映画を見ていると、つくづく正義の味方のような、男義のある人間臭さがある作品では安心して観ていられる。もちろん20日公開の「エクスペンダブルズ2」も楽しみですね。
2012年劇場鑑賞作品・・・109 人気ブログランキングへ
あらすじ:ニューヨーク。元市警の特命刑事だったルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)は、今はマイナーな総合格闘技のファイターにまで落ちぶれていた。ある日、八百長試合で誤って相手をKOしてしまった彼は、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
すべてを失いホームレスとなったルークは地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようと立っていた時、一人のおびえた少女が、妻を殺したロシア人の一団に追われているのを目撃する。彼は追っ手を倒し、少女を救うが、今度はかつて彼を陥れたウルフ(ロバート・ジョン・バーク)率いる汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアまでもが、少女を必死に追ってくる。
その中国人少女メイ(キャサリン・チェン)は、一度覚えた数字を絶対に忘れない天才だった。チャイニーズ・マフィアのボス、ハン(ジェームズ・ホン)は、彼女の才能を利用し、不正に儲けた金や重要証拠などの入った秘密金庫の暗証番号を覚えさせるため、彼女を部下であるチャン・クワン(レジー・リー)の養子にしてアメリカに移住させたのだった。(作品資料より)
<感想>アクション映画で鉄板級の面白さを誇るジェイソン・ステイサムだが、最近は少しづつ役の幅を広げてると思う。「トランスポーター」シリーズで一躍アクションスターの仲間入りして、「メカニック」では新人を育てるベテランの殺し屋、「ブリッツ」では仲間想いの酔いどれ刑事を演じるなど、超人的な役から人間臭いキャラクターへと深化しつつある孤高の男ステイサム。
今回は、冒頭での地下格闘技、さらに地下鉄の後ろへ飛び乗り、中国マフィアを相手にホテルでの大銃撃戦など、身体を張ったジェイソンが見られます。
ステイサム版の「レオン」か「アジョシ」と言ったドラマ展開も見逃せません。クールガイを演じることの多かった彼だが、自分のミスから妻を失った過去を持つ男役で、涙を流すシーンがかなり好印象です。それに、父親を感じさせる役に挑んだステイサム、俳優としての側面に注目したい。
もちろんアクションも手抜きなし。激しい鉄拳バトルや、銃撃戦、カーチェイスが息つく間もなく連続します。しかし、難を言えば今回のジェイソンは、拳銃で簡単に敵を殺してしまうシーンが多かった気がした。やはり、あの優れ技の何でも武器にする格闘技が見たかったです。
そして、汚職警官グループを率いて、中国マフィアの隠し金庫を襲撃するなど、そのシーンではさすがにルークの頭の回転がよく、腕のたつ汚職警官を金庫を開ける前に殺してしまう。その中でウルフ警官だけ生かして、カバンに3000万ドルを詰め込み逃走する。その前にロシアン・マフィアのボスのバカ息子を拉致して車のトランクに詰め込んであったのだ。
金庫のナンバーを少女から聞き出すジェイソンは、少女の命を守るという条件と引き換えに暗証番号を教えてもらっていたってこと。少女役はオーディションで選ばれた新星キャサリン・チェンで、見た目があまり可愛くないのがちょっとね。子役なのに、化粧しているし目つきがきつい印象がした。
この人のアクション映画を見ていると、つくづく正義の味方のような、男義のある人間臭さがある作品では安心して観ていられる。もちろん20日公開の「エクスペンダブルズ2」も楽しみですね。
2012年劇場鑑賞作品・・・109 人気ブログランキングへ