パピとママ映画のblog

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ジュラシック・ワールド/炎の王国★★★★

2018年07月13日 | アクション映画ーサ行

大ヒット・ベンチャー超大作「ジュラシック・ワールド」の続編。恐竜テーマパーク“ジュラシック・ワールド”で起きた大惨事から3年後を舞台に、大噴火の危機が迫る中でオーウェンとクレアが繰り広げる恐竜救出作戦の行方と、恐るべき陰謀に巻き込まれた彼らの運命を、臨場感あふれる迫力のアクション満載に描く。出演は引き続きクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード。監督は新たに「インポッシブル」「怪物はささやく」のJ・A・バヨナ。

あらすじ:3年前の惨劇以来、人間が放棄したコスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島では、“ジュラシック・ワールド”の恐竜たちが文字通り野生化し、島中に棲息範囲を広げて生き続けていた。しかし島の火山活動が活発化し、大噴火が迫っていることが明らかとなる。パークの元運用管理者クレアは、恐竜たちを絶滅の危機から救うため、恐竜監視員だったオーウェンに協力を要請し、救出隊を組織して島へ向かう。島に到着したオーウェンは、ずっと気に掛けていたヴェロキラプトルのブルーとの再会を果たす。しかしこの救出作戦の背後には、彼らの知らない恐るべき陰謀が隠されていたのだったが…。

<感想>2015年に興収95億円超の第ヒットを記録した恐竜アドベンチャーの続編がいよいよ公開です。第1作、2作に出演したジェフ・ゴールドブラムが、イアン・マルコム博士役でシリーズ復帰。第1作、そして前作「ジュラシック・ワールド」の舞台となったイスラ・ヌブラル島から物語は始まります。

同地にあったパークは惨劇の後、放棄された恐竜たちの楽園になっていた。だが、島の火山が活発化。3年前にパークで働いていたオーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)が恐竜を避難させるために再び島に降り立つところから始まる。

他には、生物学の専門家であるジア・ロドリゲス(ダニエラ・ピネダ)獣医の心得もある恐竜保護団体のメンバーであり、ブルーが銃で撃たれてタンカーに乗せられて、ロックウッド財団の屋敷の地下に入れられる。船での搬送中に、輸血をして生き返らせる。気弱なコンピューターオタクの青年フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス)思わぬ活躍を見せてくれる。

本作の面白さは、手に汗握るパニック描写を映画前半に山のように盛り込みながら、シリーズが今まで踏み込まなかった新展開になだれ込むところ。さらには過去作とのリンクは前作よりも倍増しており、コアなファンにはたまらない仕掛けと演出が大量に用意されている。

火山の噴火寸前のイスラ・ヌブラル島へやってきた探検隊が、恐竜を捕獲する危険なミッションに挑む。山は裂け、マグマが雪崩のように押し寄せて来る。恐竜も人間も必死の形相で走り回る。第1作でも語られた火山島という設定の伏線が回収された。逃げ場なしの危険度はシリーズ随一であります。

IMAX3Dにて鑑賞した。やっぱり大画面だし、他と比べて没入感がまるで違うのがIMAXの一番の凄いところ。あと、今回はいままで一番恐竜の数が多いので、なおさらのことIMAXを大画面で堪能しました。それに音響もいいしね、鼓膜がビリビリと震える感じがライブ感もあって最高です。前作で超可愛かったブルーも大きい画面で見たら、もっとキュンキュンしちゃうんじゃないかな。それに、火山が噴火して逃げ回るところも迫力満点。

恐竜たちが、米国本土に上陸するのは、第2作を彷彿とさせるが、今回は滅びた種族を甦らせてパンドラの箱を開けてしまった人類の功罪に、正面から向き合っているのだ。

オーウェンが手塩にかけて育て、恐竜と人間の間にも絆が生まれることを証明したヴェロキラプトルの“ブルー”が再登場。その知能の高さゆえに捕獲のターゲットとなり、親子のようなオーウェンとの関係にも変化が訪れる。

オーウェンとクレアにとっては、イスラ・ヌブラル島の大噴火から恐竜たちを救い出すシンプルなミッションのはずだった。ところがその裏には、恐竜たちを利用しようとするさまざまな陰謀があった。前代未聞の恐竜オークションまで開催されて、人間の醜いエゴが明らかになる。

前作で新種の恐竜を生んだロックウッド財団を実質的に運営する実力者である、イーライ・ミルズ(レイフ・スポール)。恐ろしい計画で、転売目的のために島から捕獲してきた恐竜たちを、恐竜オークションにかけて金儲けを企む。こういうやからは、最後には、絶対に恐竜に食べられるのだ。

衝撃の展開に関わる人物が恐竜好きの少女メイシー(イザベラ・サーモン)恐竜保護を進めるロックウッド財団の長の孫娘である。本土に上陸をした恐竜に襲われ大ピンチに、自身の過去にまつわる悲しい現実を知り、ある行動に出ます。それは、スクリーンでのお楽しみに。

本作ではその遺伝子情報に、ヴェロキラプトルのDNAをプラスした究極の恐竜、インドラプトルが新登場する。それは、恐竜ハンターの予想を超える耐久力と攻撃力で、前作のインドミナス・レックスを上回る驚愕の恐ろしさ。前作でインドミナス・レックスを葬ったモササウルス参戦する。

凶暴さ、知性、スピード、すべてが進化したこいつを倒せるのか。大邸宅でのインドラプトルに追いかけられるオーウェンたち。ブルーがピンチを救いに来るシーンは感涙もの。最後の一体として残ったブルーは、その健気さから萌えキャラ恐竜とまで呼ばれるようになる。

最新CG技術で作り出された恐竜たちの大暴れに毎回興奮させられる人気シリーズ。前作から“遺伝子操作による新種誕生”という新たな要素が加えられ、人間側の陰謀が進行する。大噴火のタイムリミットが迫る中、恐竜たちを脱出させられるのか?・・・。

後半では、ロックウッドの大邸宅の地下で飼育されていた恐竜たち。人間が金儲けのために恐竜を使うという。その時、恐竜たちが大暴れをして、屋敷を壊し始め、地下室にある危険薬品が爆発するという。恐竜たちと人間の死闘が繰り広げられという二段構えのクライマックスが楽しめる。本作でもオーウェンとのブルーのコンビが復活する。また雄姿が見られますよ。

地下室にいる恐竜たちを、人間はアメリカの地に放してしまうのか、どうかと悩んだ末に、娘のメイシーが恐竜たちを逃がしてしまう。ラスベガスやアメリカ全土に恐竜が生息するという、これからの展開に、人間たちはミサイルを使って退治するつもりなのか、それは続編のお楽しみということになります。

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