和歌山・旧野上町：落札率１００％が６割 官製談合の疑い－－０２～０５年度

和歌山県の旧野上（のかみ）町（現・紀美野（きみの）町）が、０２～０５年度に実施した公共工事の指名競争入札８７件（予定価格２５０万円以上）のうち、ほぼ６割の５０件で予定価格と落札額が同じだったことが分かった。予定価格は非公表で、町は「偶然では」とするが、予定価格が事前に漏れた官製談合の疑いがある。

　入札執行調書などによると、０２年４月から合併直前の０５年末までの入札８７件のうち、落札率（予定価格に占める落札額の割合）が１００％だったのは、０２年度が２４件中１３件▽０３年度が２４件中１７件▽０４年度が２２件中９件▽０５年度が１７件中１１件。いずれも地元８社から指名されており、予定価格が２０００万円以上の工事が計１４件あった。各年度の平均落札率は、０２年度９９・１１％▽０３年度９９・４９％▽０４年度９５・８８％▽０５年度９９・６７％。

　紀美野町建設課によると、合併後の０６年度から予定価格が事前公表されているが、２５０万円以上の入札２４件で落札率１００％のケースはない。同課は旧野上町の入札結果について「偶然の一致もあり得る」としている。

　落札率１００％で複数回受注した業者は「よく覚えていない。（予定価格の漏えいは）ないと思う」と話した。

　旧野上町は、今月になって裏金問題が発覚した旧美里町と０６年１月に合併し、紀美野町になった。【久保聡】

やはり・・・な！
今度はわが町か？
うすうす気付いてはいたが・・・・
前町長さん・・・
すっきりしましょう。
町民は真実が知りたいだけです。

ますます納税バカらしくなってきた！<(｀^´)>