サラブnetの記事に触発されてハルウララ騒動の顛末について、いろんなブログを読み、より深い考察をされている方もいらして、この騒動の本質について自分なりにもう少し考えてみたのですが、善とは何か?悪とは何か?という倫理的・哲学的な問題に行き着いてしまい、ワケが分からなくなってきました(笑)
混乱するのは倫理的には誰がハルウララから生じる利益を享受するのが正しいかという問題と、タダで馬主になった安西氏と6年間勝てないウララと苦楽をともにした厩舎関係者のどちらに倫理的にウララの行く末を決める権利があるのかという問題が複雑に絡み合っているからでしょうか。
いわゆる倫理と損得勘定というのは実に相性が悪い問題でして、損か得かという争いが、実に安っぽい道徳に押し出されてしまうことは、社会ではよくある話です。損得勘定の争いの中で「ウララのために」という安普請の道徳で全てを弁明しようとする安西氏に対して、ある種のいかがわしい匂いを感じた人がネット上では多数派であったようです。(私もそうです)
このいかがわしい匂いをかぎ分ける人というのは、社民党や朝日新聞の投稿欄を嫌悪する感覚と同等だと思うんですね。ただこの匂いをかぎ分けることが出来る能力自体は、別に大したことではないと思うのですけれども、私も含めてこの嗅覚に妙な自負心というか、そういうモノがあって、まぁこれも要するに一つの倫理なワケでして、この倫理がより高級な倫理であるという証拠はどこにもないです。というかそれが倫理というものの本質でもあるわけでして・・・ あぁだんだん難しくなって手に負えなくなってきましたw
こんなもんを美談にしてしまったマスメディアと大衆が情けないということで宜しいかと。安西氏だって生きていく以上金が欲しいでしょうし、金を欲する人間が同時に馬を愛してはいけないなんて理屈はないです。安西氏は自分の妄想を金にする才能で食っている人なので、こういう人間を倫理的に糾弾しても結論なんて出ないと思います。
駄馬が健気に一生懸命走るという事実だけでニュースバリューが発生し、利権が発生し、議論が百花繚乱になるって、まぁ日本は平和ですね。・・・ひどい結論(苦笑)
混乱するのは倫理的には誰がハルウララから生じる利益を享受するのが正しいかという問題と、タダで馬主になった安西氏と6年間勝てないウララと苦楽をともにした厩舎関係者のどちらに倫理的にウララの行く末を決める権利があるのかという問題が複雑に絡み合っているからでしょうか。
いわゆる倫理と損得勘定というのは実に相性が悪い問題でして、損か得かという争いが、実に安っぽい道徳に押し出されてしまうことは、社会ではよくある話です。損得勘定の争いの中で「ウララのために」という安普請の道徳で全てを弁明しようとする安西氏に対して、ある種のいかがわしい匂いを感じた人がネット上では多数派であったようです。(私もそうです)
このいかがわしい匂いをかぎ分ける人というのは、社民党や朝日新聞の投稿欄を嫌悪する感覚と同等だと思うんですね。ただこの匂いをかぎ分けることが出来る能力自体は、別に大したことではないと思うのですけれども、私も含めてこの嗅覚に妙な自負心というか、そういうモノがあって、まぁこれも要するに一つの倫理なワケでして、この倫理がより高級な倫理であるという証拠はどこにもないです。というかそれが倫理というものの本質でもあるわけでして・・・ あぁだんだん難しくなって手に負えなくなってきましたw
こんなもんを美談にしてしまったマスメディアと大衆が情けないということで宜しいかと。安西氏だって生きていく以上金が欲しいでしょうし、金を欲する人間が同時に馬を愛してはいけないなんて理屈はないです。安西氏は自分の妄想を金にする才能で食っている人なので、こういう人間を倫理的に糾弾しても結論なんて出ないと思います。
駄馬が健気に一生懸命走るという事実だけでニュースバリューが発生し、利権が発生し、議論が百花繚乱になるって、まぁ日本は平和ですね。・・・ひどい結論(苦笑)