planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

訃報 石田晴久先生

2009年03月10日 | 。・゜・(ノД`)・゜・。
昨日お亡くなりになったと。
心よりのお悔やみを申し上げます。

インターネットの功労者とか、K&Rの翻訳とか、日本のコンピュータ文化の礎を築いた先駆者であることに間違いはないのだけれど、私にとってはやはり東大2k版TinyBASICの石田先生なんだよなあ。
TinyBASICという言語そのものに実際に触ったことは無いのだけれど。

なんというか、凄い時代だったよなあ。
それまでは、IPLをパチパチ叩いて紙テープを読ませて、業務用冷蔵庫サイズのミニコンに繋がったごっついASR-33で入出力してたのが、あっという間に机の上に載る容積で事足りるようになってしまったんだから。
強烈な夢を刷り込まれたというか。

あの頃夢想してた事(夢想だにしなかった事も)は簡単に出来るようになって、確実に世界を変えてしまった。

質的変革の時代を乗り越えて、役目を終えたかのように去られた石田先生を、静かに見送りたいと思う。
コメント
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