日本語ロケールにしたはいいけれど、使用フォントがDroidSansFallback.ttfになっているため、漢字のフォントがいまひとつ。
例えば、「直」の下がL字型ではなくて直線になっているとか。
つまり、ちゃんとした日本語フォントを入れるべきなのではないか。
それには、androidの場合rootになれる(rootを取る、と言うらしい)ようにしないといけない。
と、まあ大義名分はともかく、痒い所を探し出してでも掻くのが世の習いというもの。unixライクなシステムの場合、それはつまり、rootを取ることが大前提になるのは仕方ないことであろう。
てなわけで、rootを取る手段をグーグル先生に聞いてみると、z4rootってのを動かすだけでいいらしい。便利な世の中になったものだ。
先人の努力に敬意を表しつつ、マーケットで検索したけど見つからない。
● z4rootでrootを取る
残念ながら、マーケットでの公開は停止してしまったらしいので、XDAフォーラムのこの辺を参考にして、z4root 1.3.0 を導入してみた。
マーケットからダウンロードする場合は勝手にインストールまで行くのだが、いわゆる野良アプリではapkファイルというアプリケーションパッケージをインストーラに渡す必要がある。
野良アプリのインストールを可能にするため、システム設定(ホーム画面からメニュー(□4つのボタン)を押して「設定」で呼び出し)の中にある Applications>Unknown Sources のチェックボックスにチェックを入れておく。
ファイラーは、標準の「Files」というアプリでもいいのだけれど、拡張子を明示的に表示したり、システムディレクトリやhiddenファイルも表示したりしたいので、評判の良い「アストロ ファイルマネージャー」を導入してみた。
PCでダウンロードしたz4root.apkをUSB経由でMS2に配置。(USBでPCから見えるのは /sdcard/ の下になるので、download というフォルダを作成してファイルを置いた場合、フルパス名は /sdcard/download/z4root.apk となる)
実行すると、temporary root か permanent rootかを選べるので、迷わず permanent rootを選択。
作業はそれなりに時間がかかるが、5分程度で終わる・・・らしいが、全然終わらない。
z4rootの実行は昼休みにやっていたのだが、何故か10分たっても終わらないので、一旦諦めてリブートで中断。
結局、帰ってから、再度リブートして起動直後にz4rootを試したらうまくいった。
成功すると、アプリ一覧に「superuser」というアイコンが登録されるので、成功したかどうかは一目瞭然。
● rootで作業する環境を整える
これだけではまだダメで、rootを取った後にシェルでの作業をできるようにする必要がある。
PCにandroid SDKをインストールすることで、USB接続のandroid端末にtelnet接続するadb shellコマンドというのが使えるようになる。
android開発環境の構築の仕方は逆引きandroid入門の環境構築のページを参考にした。
# インストール後にSDKのツールディレクトリにパスを通して置くことが重要。
PCのコマンドプロンプトから、adb shell と入力すると、コマンドプロンプトからandroidにログインしてシェルのプロンプト($)が出てくる。
ここで、suコマンドを投入すると、android端末側でroot権限が要求されたが実行して良いかを聞いてくるので、acceptだったかOKだったか(良く確認してなかった)をタップ。
無事にrootになれたら、プロンプトが#に変わる。この辺は普通のlinuxと一緒だ。
次に、通常のLinuxサーバなら使える基本コマンドの数々が入ってないわけで、busyboxをインストールしておく。
busyboxのパッケージを拾ってきてもいいのだが、システムバックアップを取っておくのも重要ということで、 Titanium Backup★Root をマーケットからインストール。
Titaniumを起動すると、「Problem?」というボタンがあるので、これをタップするとTitanium Backupの動作に必要な機能が実装されているbusyboxを勝手に拾ってインストールしてくれる。
ついでにmicroSDにアプリのバックアップを取って下準備完了。
● フォントを入れ替える
androidのシステムフォントは、英文がDroidSans.ttfとDroidSans-Bold.ttf、和文はDroidSansJapanese.ttf になる。場所は/system/fonts の下。
/system はリードオンリーになっているので、mount コマンドでremountし、適切なTrueTypeフォントをリネームしてコピーしておけば良い。
この辺もグーグル先生に聞いたらいくつもサイトが見つかったので割愛。
フォントファイルを入れ替えたらリブートが必要なので、そこんとこだけ忘れなければ問題ないと思われる。
● ついでに
英文フォントの入れ替えだけなら、Custom Android Font Switcherというのもあった。
これは結構な数のフリーフォントのダウンロードまでやってくれて、設定変更を自動でやってくれる。最初のダウンロードにえらく時間がかかるけど、いちいち手作業で入れ替えるのが面倒な人に。
もひとつ、adb shellだとPCが無いと作業できないが、Android Terminal Emulatorを使えばAndroid単体で作業可能になる。
フォントサイズも選べて、しかもMilestone2だとフルキーボードで作業できるので、結構便利。
Controlキーは無いので、いくつかのハードキーから選んでControlキーに設定する必要がある。
例えば、「直」の下がL字型ではなくて直線になっているとか。
つまり、ちゃんとした日本語フォントを入れるべきなのではないか。
それには、androidの場合rootになれる(rootを取る、と言うらしい)ようにしないといけない。
と、まあ大義名分はともかく、痒い所を探し出してでも掻くのが世の習いというもの。unixライクなシステムの場合、それはつまり、rootを取ることが大前提になるのは仕方ないことであろう。
てなわけで、rootを取る手段をグーグル先生に聞いてみると、z4rootってのを動かすだけでいいらしい。便利な世の中になったものだ。
先人の努力に敬意を表しつつ、マーケットで検索したけど見つからない。
● z4rootでrootを取る
残念ながら、マーケットでの公開は停止してしまったらしいので、XDAフォーラムのこの辺を参考にして、z4root 1.3.0 を導入してみた。
マーケットからダウンロードする場合は勝手にインストールまで行くのだが、いわゆる野良アプリではapkファイルというアプリケーションパッケージをインストーラに渡す必要がある。
野良アプリのインストールを可能にするため、システム設定(ホーム画面からメニュー(□4つのボタン)を押して「設定」で呼び出し)の中にある Applications>Unknown Sources のチェックボックスにチェックを入れておく。
ファイラーは、標準の「Files」というアプリでもいいのだけれど、拡張子を明示的に表示したり、システムディレクトリやhiddenファイルも表示したりしたいので、評判の良い「アストロ ファイルマネージャー」を導入してみた。
PCでダウンロードしたz4root.apkをUSB経由でMS2に配置。(USBでPCから見えるのは /sdcard/ の下になるので、download というフォルダを作成してファイルを置いた場合、フルパス名は /sdcard/download/z4root.apk となる)
実行すると、temporary root か permanent rootかを選べるので、迷わず permanent rootを選択。
作業はそれなりに時間がかかるが、5分程度で終わる・・・らしいが、全然終わらない。
z4rootの実行は昼休みにやっていたのだが、何故か10分たっても終わらないので、一旦諦めてリブートで中断。
結局、帰ってから、再度リブートして起動直後にz4rootを試したらうまくいった。
成功すると、アプリ一覧に「superuser」というアイコンが登録されるので、成功したかどうかは一目瞭然。
● rootで作業する環境を整える
これだけではまだダメで、rootを取った後にシェルでの作業をできるようにする必要がある。
PCにandroid SDKをインストールすることで、USB接続のandroid端末にtelnet接続するadb shellコマンドというのが使えるようになる。
android開発環境の構築の仕方は逆引きandroid入門の環境構築のページを参考にした。
# インストール後にSDKのツールディレクトリにパスを通して置くことが重要。
PCのコマンドプロンプトから、adb shell と入力すると、コマンドプロンプトからandroidにログインしてシェルのプロンプト($)が出てくる。
ここで、suコマンドを投入すると、android端末側でroot権限が要求されたが実行して良いかを聞いてくるので、acceptだったかOKだったか(良く確認してなかった)をタップ。
無事にrootになれたら、プロンプトが#に変わる。この辺は普通のlinuxと一緒だ。
次に、通常のLinuxサーバなら使える基本コマンドの数々が入ってないわけで、busyboxをインストールしておく。
busyboxのパッケージを拾ってきてもいいのだが、システムバックアップを取っておくのも重要ということで、 Titanium Backup★Root をマーケットからインストール。
Titaniumを起動すると、「Problem?」というボタンがあるので、これをタップするとTitanium Backupの動作に必要な機能が実装されているbusyboxを勝手に拾ってインストールしてくれる。
ついでにmicroSDにアプリのバックアップを取って下準備完了。
● フォントを入れ替える
androidのシステムフォントは、英文がDroidSans.ttfとDroidSans-Bold.ttf、和文はDroidSansJapanese.ttf になる。場所は/system/fonts の下。
/system はリードオンリーになっているので、mount コマンドでremountし、適切なTrueTypeフォントをリネームしてコピーしておけば良い。
この辺もグーグル先生に聞いたらいくつもサイトが見つかったので割愛。
フォントファイルを入れ替えたらリブートが必要なので、そこんとこだけ忘れなければ問題ないと思われる。
● ついでに
英文フォントの入れ替えだけなら、Custom Android Font Switcherというのもあった。
これは結構な数のフリーフォントのダウンロードまでやってくれて、設定変更を自動でやってくれる。最初のダウンロードにえらく時間がかかるけど、いちいち手作業で入れ替えるのが面倒な人に。
もひとつ、adb shellだとPCが無いと作業できないが、Android Terminal Emulatorを使えばAndroid単体で作業可能になる。
フォントサイズも選べて、しかもMilestone2だとフルキーボードで作業できるので、結構便利。
Controlキーは無いので、いくつかのハードキーから選んでControlキーに設定する必要がある。