夜空に浮かぶ花火は
君と過ごした夏の思い出
君も私も未熟だったあの夏
何故だろう いつしか線香花火のように
私たちは儚く消えてしまったの？
こんなはずじゃなかったと嘆いて
思い出だけが残って
去ってしまった君は
もう私のそばに居なくて
君と私の関係 友達以上恋人未満
でも私だけが
好きになってしまったんだ
君が去ってから気づいた
はぐれてしまった君を
探し出して 僕の汗が光る
金魚すくいのように
君はすぐに捕まえることなんて
出来やしないのに
まるで恋人だよね
わかってるよ、そうじゃないんだと
君と過ごした夏は
僕にとっては特別な思い出
大好きなたこ焼きも
冷めてしまうほど 無我夢中に
君のことを想っていたんだ
春風が吹く季節
ゆらりゆらり雲が流れてる
あの雲のように流れて
私は生きてるのかな
優柔不断が今の自分を作っている
なんでも人任せで
自分で決めたことはない
将来のことなんて
どうせ自分じゃ叶わない夢なら
やる前から諦めてる私は
いつどこで成長を止めたの？
懐かしい曲を聴くたびに
流す涙 その表情はグシャグシャ
思い出ばかり浮かんで
何もかも終わらせたい感情が蝕む
でも、きっと楽しいことも
つらいことも 悲しいことも
全部が悪いことじゃないんだよ
人の温もりと愛を感じた
もう迷わない