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三色絵俳句Ⅰ（2010.7.15～2012.11.10）

  • 三色絵俳句Ⅰ（2010.7.15～2012.11.10） - 一枚ずつ
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[1]20121110「月欠けて厚木の次は本厚木」〈月・秋〉（透次）
[2]20121103「末枯るる買物籠の真下より」〈末枯れ・秋〉（透次）
[3]20121027「十月の喇叭に映る歪み顔」〈十月・秋〉（透次）
[4]20121020「おのづから稲穂の生みし稲穂風」〈稲穂・秋〉（透次）
[5]20121013「東北の新米下る関東へ」〈新米・秋〉（透次）
[6]20121006「どの窓より鼻を出しても木犀香」〈木犀・秋〉（透次）
[7]20120929「台風圏発光しあう家族かな」〈台風圏・秋〉（透次）
[8]20120922「高階のプランターにもある花野」〈花野・秋〉（透次）
[9]20120916「教室の誰話すともなき秋意」〈秋意〉（透次）
[10]20120908「餡麺麭に餡が片寄る九月かな」〈九月・秋〉（透次）
[11]20120901「一箇ずつ椅子を抱えて震災忌」〈震災忌・秋〉（透次）
[12]20120825「夥しきOの唇爆音下」〈無季〉（透次）
[13]20120818「号令は短き言葉晩夏光」〈晩夏光・夏〉（透次）
[14]20120811「長崎忌雨中にて喉渇きけり」〈長崎忌・秋〉（透次）
[15]20120804「遠泳の抜き手の上の大爆音」〈遠泳・夏〉（透次）
[16]20120728「乱歩忌の鉄路の上を来る常夜」〈乱歩忌・夏〉（透次）
[17]20120721「浜草履海知らぬまま古りにけり」〈浜草履・夏〉（透次）
[18]20120714「図書館の弱冷房の会話かな」〈弱冷房・夏〉（透次）
[19]20120707「梅雨寒に深海嗅くなる友ら」〈梅雨寒・夏〉（透次）
[20]20120630「夏草にたゆたふ陸の破船かな」〈夏草〉（透次）
[21]20120623「地下鉄が地上を走る蝉丸忌」〈蝉丸忌・夏〉（透次）
[22]20120616「雨の中車が撥ねる水溜り」〈無季〉（透次）
[23]20120609「藻臭帯び河より還る夕まぐれ」〈無季〉（透次）
[24]20120602「夏兆す象の口中桃色に」〈夏兆す〉（透次）
[25]20120526「麦秋をたてがみ持たず抜けて行く」〈麦秋・夏〉（透次）
[26]20120519「飛行機の影よぎりゆく麦の秋」〈麦の秋・夏〉（透次）
[27]20120512「鯉幟はためくほどに寡黙なり」〈鯉幟・夏〉（透次）
[28]20120505「春の窓極彩色のもの垂らす」〈春〉（透次）
[29]20120428「射的屋で踵を浮かす春の雪」〈春に雪〉（透次）
[30]20120421「あんいんすとーるできれば春の出来事も」〈春〉（透次）
[31]20120414「春寒の地べたに冷ゆるえきすとら」〈春寒〉（透次）
[32]20120114「少年の己からくる雪礫」〈雪礫・冬〉（透次）
[33]20120107「くろぐろと空濡れてゐる時雨かな」〈時雨・冬〉（透次）
[34]20111231「凩や仏吐き出す空也像」〈凩・冬〉（透次）
[35]20111224「山眠る草食竜の背のごとく」〈山眠る・冬〉（透次）
[36]20111217「遺跡より冬満月の揚がりけり」〈冬満月〉（透次）
[37]20111210「虹色の路上の油雪降りだす」〈雪・冬〉（透次）
[38]20111203「白き犬失ひし夜の虎落笛」〈虎落笛・冬〉（透次）
[39]20111126「焚火跡四囲の土より冷ゆるかな」〈焚火・冬〉（透次）
[40]20111119「ゴム長の片方転び雪催」〈雪催〉（透次）
[41]20111112「冬耕の農夫の貌はキリスト似」〈冬耕〉（透次）
[42]20111105「飛行機雲ほぐれて秋の雲となる」〈秋の雲〉（透次）
[43]20111029「書の中に他人の栞そぞろ寒」〈そぞろ寒・秋〉（透次）
[44]20111022「雁や河口は河の終わるところ」〈雁・秋〉（透次）
[45]20111015「あきかぜのすくらんブルーこうさてん」〈あきかぜ〉（透次）
[46]20111008「便りせよ木犀週間過ぎ去るぞ」〈木犀・秋〉（透次）
[47]20110827「秋風をパントマイマー掌で押して」〈秋風〉（透次）
[48]20110820「歩道橋の天辺あたり月恋し」〈月・秋〉（透次）
[49]20110813「水道の出だしを捨てる終戦忌」〈終戦忌・秋〉（透次）
[50]20110806「原爆の日に当直をしてゐたり」〈原爆の日・秋〉（透次）
[51]20110730「波乗りの彼女や彼に波波波」〈波乗り・夏〉（透次）
[52]20110723「故郷に遠く花火の音近く」〈花火・夏〉（透次）
[53]20110716「水馬一航跡も残さずに」〈水馬・夏〉（透次）
[54]20110709「笹舟のほぐれて疾し夏の川」（透次）
[55]20110702「夏の宵カレーの皿を鳴らし食ふ」（透次）
[56]20110625「蒼々と水衰へて河鹿鳴く」〈河鹿・夏〉（透次）
[57]20110618「眼光ひとつ六月の鍵穴に」〈六月・夏〉（透次）
[58]20110611「牛乳を立ち飲みしたる薄暑かな」〈薄暑・夏〉（透次）
[59]20110604「トンネルの入口万緑の出口」〈万緑・夏〉（透次）
[60]20110538「汁椀にひらかぬ蜆沖の雨」〈蜆・春〉（透次）
[61]20110521「鯉はづされて矢車のひた回る」〈鯉幟・夏〉（透次）
[62]20110514「ゴシックの『五月』に色を着けて寝る」〈五月・夏〉（透次）
[63]20110507「行く春や表紙の固き出席簿」〈行く春・春〉（透次）
[64]20110430「爆音のしたで埴輪となつてゐる」〈季語・無季〉（透次）
[65]20110423「携帯が鳴る黒鞄三鬼の忌」〈三鬼の忌・春〉（透次）
[66]20110416「口紅は弾丸に似て花曇」〈花曇・春〉（透次）
[67]20110409「春時雨関東ローム層の上」〈春時雨・春〉（透次）
[68]20110402「春の雲この寅映画見覚えあり」〈春の雲〉（透次）
[69]20110326「耳朶近くさらさら鳴らす種袋」〈種袋・春〉（透次）
[70]20110305「春埃舞ふ映写光動くたび」〈春埃・春〉（透次）
[71]20110226「頼朝の鳥居をくぐる二月かな」〈二月・冬〉（透次）
[72]20110219「白息をことさら白く吐くゴジラ」〈白息・冬〉（透次）
[73]20110212「別れきて掌は断面となり痛む」〈無季〉（透次）
[74]20110205「冬の列原爆ドームの横を行く」〈冬〉（透次）
[75]20110129「ポストまでつづくは雪のけもの道」〈雪・冬〉（透次）
[76]20110122「漆黒の受話器に雪の重さあり」〈雪・冬〉（透次）
[77]20110115「東北や厚き書物の中の冷え」〈冷え・冬〉（透次）
[78]20110108「農学校ノ下ノ畑モ時雨ルルカ」〈時雨・冬〉（透次）
[79]20110101「賀状繰りながら四階まで昇る」〈賀状・新年〉（透次）
[80]20101225「庇老ゆ日蔭の雪の解けぬまま」〈雪・冬〉（透次）
[81]20101218「鍵屋出て鍵二つある懐手」〈懐手・冬〉（透次）
[82]20101211「黒髪が繁茂するコートの女」〈コート・冬〉（透次）
[83]20101120「鍵穴より前方後円墳の風」〈無季〉（透次）
[84]20101115「ソノシート透かしてアノヨめく景色」〈無季〉（透次）
[85]20101106「累累と熟柿を残し小家族」〈熟柿・秋〉（透次）　
[86]20101104「寒鴉黒の衣を着て来たり」〈寒鴉・冬〉（透次）
[87]20101030「此岸よりはずれて稲架の列に入る」（透次）
[88]20101023「木犀の風日蓮の辻々に」〈木犀・秋〉（透次）
[89]20101016「秋風や瞼を持たぬ信号機」〈秋風・秋〉（透次）
[90]20101009「高階へ踊場毎の月を視て」〈月・秋〉（透次）
[91]20101001「どの虫がどの金管を持ち来たる」〈虫・秋〉（透次）
[92]20100924「きちきちや機械の国の虫として」〈きちきち・秋〉（透次）
[93]20100917「星月夜都市より帰る小都市へ」〈星月夜・秋〉（透次）
[94]20100831「匙が曲がるとすれば無月の真下」〈無月・秋〉（透次）
[95]20100806「十一時二分佇つひと座るひと」〈無季〉（透次）
[96]20100805「八時十五分に既に焦げている」〈無季〉（透次）
[97]20100720「１ギガの鳥獣戯画を曝しけり」〈曝書・夏〉（透次）
[98]20100719「『カタカゲデマツ』黄泉からの電報に」〈片陰・夏〉（透次）
[99]20100718「昭和衰へ馬の音する夕かな」〈無季〉（三橋敏雄）
[100]20100715「梅雨の家開け放たれて恐ろしき」〈梅雨・夏〉（透次）
三色絵俳句Ⅰ（2010.7.15～2012.11.10）RSS
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三色絵俳句Ⅰ（2010.7.15～2012.11.10）
チャンネル概要

俳句に三色で描いた絵を添えてみました。
（一枚ずつの閲覧をおすすめします。）

二色以下や四色以上は禁止です。
各色は地続きであることが条件です。
グラデーションは禁止です。
写真枚数 100枚
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タグ 俳句   箱庭   俳人   代表句   分類   川柳   絵   額縁   三色    
作成/更新日時 2010-07-19 18:54 / 2012-11-10 10:12
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