ch277544

彦根城　～現存天守閣は国宝五城のひとつ～

ch277544 情報

チャンネル名	彦根城　～現存天守閣は国宝五城のひとつ～
チャンネル概要	天下分け目の関ヶ原の戦いで、勝利した東軍の大将である徳川家康は、西国の豊臣恩顧の大名達に睨みを利かせるため、徳川四天王のひとり「井伊直政公」に彦根城築城を命じた。18万石をもって彦根城築城の許可を与えられた井伊家は、その後も上手に立ち回り天守閣を現存させて今に残る。「彦根城天守閣」は、姫路城・犬山城・松本城・松江城と並んで、日本の現存天守閣12城のなかでも国宝五城に指定されている。いろは松が立ち並ぶ佐和山口」の「佐和口多聞櫓（国宝）」横から表門橋を渡るルートで、敵兵になったつもりで侵入する。この佐和山口には、佐和山城から移築された防御に秀でた「佐和口多聞櫓」があり、更に進むと京橋口から大手門橋を渡って攻めてくる兵と鉢合せする恰好になる。そこには長浜城の大手門が移築された「天秤櫓（てんびんやぐら）」があり、渡る「廊下橋」は敵兵が攻めてくると崩して落とされる仕掛けがあり彦根城の守りの要となっている。この橋辺りが時代劇に数多く出てくるシチュエーションだ。順序に逆らって、搦め手（裏口からの攻撃兵）が侵入するときは、びわ湖側の見張り塔の役割も果たしている「西の丸三重櫓」を攻略しなければならない。道なき道を攻めあがろうとすると、日本でも現存が珍しい「登り石垣」が武者を阻む仕掛けが設計されている。高台にあがると、本丸跡と当時の現存天守閣が聳えている。京極高次が城主を務めた「大津城」の４重５階の上３重部分を移築した天守閣の石垣は「牛蒡積み（ごぼうづみ）」なる石垣で支えられていると想像されていたが、近代になってＮＨＫのセンサーカメラが入り、牛蒡済積みの石垣の存在は無く、歴史のロマンを打ち消してくれた。牛蒡積みとは、ゴボウのような細長い大小の自然石を、縦横に組み合わせた組み木のようで、表面に出る石面は小さくとも、奥まで長く続いているんで、非常に堅固で頑丈な石垣と言われている。天守閣の中は、地下一階からクネクネ曲がった極太の梁が、縦横無尽に組み上げられており、各階をつなぐ階段は急こう配で、敵兵が登ってきても蹴落とせるし、階段自体も蹴落とせる仕掛けとなっているようだ。最上階からはびわ湖からの水軍による攻撃も監視できるような眺望であった。現存天守閣を各地で見ているが、彦根城ほど保存状態というか、奇麗な状態で残っている天守閣は珍しい。
写真枚数	101枚
スマイル	スマイリーを取得しています...
ブログ	■炎のクリエイター日記
タグ	井伊直政井伊直弼関ヶ原登り石垣佐和山城彦根城井伊家西の丸三重櫓天秤櫓佐和口多門櫓
作成/更新日時	2013-12-08 09:52 / 2018-05-30 13:08
スライドショーブログパーツ貼り付けタグ	サイズ : 小中大 gooブログへの貼り付けタグをコピー gooブログ以外への貼り付けタグをコピー