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日本のいまを考える #27 町の外国人比率が上がると起きること とは。



祝日は玄関に国旗を掲揚しましょう


★精神学協会「日本のいまを考える」から転載

『精神学協会』
http://www.godbrain.com/gb/letter/




■日本のいまを考える #27


●町の外国人比率が上がると起きること とは。

国民国家として先進国となった国を、わざわざ移民国家にすることは、その国をグローバル市場化するための、ひとつの手段、目標といえます。
モノ、カネ、ヒトの順番で国境をなくす動きをとるのが、グローバリストの常套手段ですが、モノの販売で国境をなくし、金融資本などで国境をなくし、ヒトの往来を自由にすると、モンサントのような無国籍大企業にとっては非常に利益を吸い上げやすくなります。

このあたりに対する日本の政策、対応は、安倍総理がどう考えているかだけではなく、安倍総理の考えに対する反対圧力が党内外にものすごく多いということを示しています。自民党内にもありますし、野党には更に多く、党を超えて賛成反対は分裂しているところが多くあります。

安倍総理でなければ、グローバリストの圧力に負けて、もっと早く、もっと増えている可能性が極めて高いのです。

「グローバリスト」についての話は次回にまわしますが、彼らにとって、これから移民国家にしたい国は、ロシアと日本だといわれています。

それは、大国で移民国家化していない国がその二カ国である、ということです。
そのための作戦は、さまざまな角度から長く継続的に行われてきました。

小泉政権下では、留学生を十万人にする、という目標もありました。
留学生は、日本に学ぶ、または日本語を習得したい人たちですが、実態を見ると日本語学校生の半数以上は働いて自国に送金し、アルバイトとして許可される規定労働時間を
超えて働いている場合が多かったように思います。

日本に来る時点で、親戚などにたくさんの借金をして渡航費用を作っているということもあるかもしれませんが、それだけ注ぎ込む価値がある、損がないということでもあります。

とくに、3Kといわれていた「汚い、きつい、危険」な現場に就労する学生は数多く存在し、軽作業としては飲食店、今ではコンビニの店員も多く見かけます。

日本はまだ、ヨーロッパのように大量移民を受け入れる状況にはなっていません。
しかし、日本政府は、国として正規に外国人労働者を増やす動きをとっています。

この先、「高度人材」として、移民を受け入れていく予定のようですが、高度人材は日本国内で育成し、そのために資金投入することのほうがずっと得策ですし、国益にかなっています。
なぜ、日本人の育成にお金をかけないのでしょうか。

いま、日本のなかに、外国人居留地化しつつある町が増えています。
移民なのか、観光ビザや留学生ビザで入国している人たちなのか、内訳は詳しくわかりませんが、大都市周辺にもいくつかの外国人比率の高い地域がありますし、地方都市でもあるようです。

埼玉県蕨市では、ワラビスタンと呼ばれる在日クルド人が千人くらい居住しています。
クルド人の皆さんは、日本社会に嫌われないよう、自分たちがなじむようにと、自主的に自警団を作り、ゴミを捨てないように、諍いを起こさないようにと日夜回っているようです。
  
  ●埼玉で暮らす在日クルド人 「ワラビスタン」のいま
  https://news.yahoo.co.jp/feature/94

地域によっては、中国人や韓国人が増えたマンションから、日本人が相次いで引越しをし、日本人が住まなくなったという話も耳にします。
移民の受け入れは、日本だけでなく、海外でも治安の点でかなり問題が出てきています。

昨年、霞ヶ浦の予科練平和記念館、雄翔館を訪問しました。
そのときに寄り道した土浦駅の駅ビルにあるファミリーレストランで、その訪問の数日後、外国人カップルが喧嘩の末に相手に油をかけ火をつけたというトラブルがありニュースになりました。日本人の頭では、想像もつかないような事件が起きます。
現在のパーセンテージはどのくらいなのか、見てみましょう。
  
  全国・全地域の外国人比率番付
  http://area-info.jpn.org/FornPerPopAll.html  
  

  全国・全地域の中国人比率ランキング
  http://area-info.jpn.org/ChinPerPopAll.html 
  
  全国・全地域の韓国人・朝鮮人比率ランキング
  http://area-info.jpn.org/KorePerPopAll.html  

二パーセント程度なら、まだしも、二十パーセント近くになれば、感覚的には「ほとんど外国人ばかり」という感じではないかなと思います。

東京の江戸川区、とくに西葛西周辺にはインド人が多く居住し「インド人村」ともいわれています。

インドと日本は、極東軍事裁判におけるパール判事の判決のおかげもあり、親しい関係であることも確かです。
  
  ●なぜ東京・江戸川区にインド人村が誕生?
  https://style.nikkei.com/article/DGXNASFE2203L_S4A720C1000000 

そして今のところ地元の日本人社会にも溶け込んでいて、大きな問題にはなっていません。

海外で日本人が好かれていて、「ザパニーズ」という、なんちゃって日本人(韓国人が日本人のフリをする)が複数いるという話はよく聞きますが、国民性は、生活のなかでこそ発揮されやすいですね。

問題は不法残留者が増えていること、全体の移民受入れ枠が増えていること、そしてこれからも増えていくであろうことです。
ヨーロッパでは、移民の子供たちがテロの主犯になるケースが起き始めているといいます。
「多様性を認める」という、一見優しいような言葉で、言語ができなくても受け入れるということを始めた結果のことでした。

二世が育っても現地の言葉が話せず、就職口が見つからない人たちの一部に不満が蓄積、なかにはテロに走った移民二世がいたということです。

「多様性を認める」というのも、程度の問題ですし、移民などの場合は長期で考える必要があります。

日本の社会に溶け込む人たちはさておき、国民性や国柄によって、日本に敵対するような言動をとりながら日本に住んでいる人たちがいます。こうした人たちの増えた居住区では、問題が起きるのは当然でしょう。
  
  ●外国人が多く住む街で暮らして思う「外国人移民問題」
  http://kechikechi.com/politics/immigration/ 


日本に来て帰らない、不法残留者は三年連続で増え、今年一月の時点で六万五千人を超えています。

日本人の配偶者等の不法残留は減っていますが、短期滞在、技能実習、留学などで不法残留が増えています。

退去強制令書の発行されている数だけでも、中国人がトップで五百人を超えています。
  
  ●本邦における不法残留者数について(平成29年1月1日現在) 法務省入国管理局
  http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00066.html 


日本に移民が増えていくと、治安は確実に悪くなります。
そして、常識や考え方の違う人たちが増えていきます。

今既に、日本はそうなりつつありますが、世界標準であるマネー中心の世界、「強欲」と「奪取」が当たり前の社会が作られていくことになるのでしょう。

私としては、是非とも阻止したい方向性です。
この数年が正念場でしょう。
次の世に、よき日本を、できる限りきちんと遺していきたいと思います。


平成二十九年八月四日
阿部 幸子
協力 ツチダクミコ

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