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日本のいまを考える #1 



祝日には国旗を飾りましょう


積哲夫さんの「精神学協会」に連載されている柴田サチ子さんの「日本の今を考える」が59回目の連載を迎えました。皆さんにこの大切な情報を拡散したく、本日より毎日、1回づつ転載いたします。また是非とも精神学協会の「光文書」にもアクセスしてください。きっと貴方の覚醒にお役に立つことでしょう。


『精神学協会』
http://www.godbrain.com/gb/letter/


★精神学協会「日本のいまを考える」から転載


■日本のいまを考える #1 

【著者について】
この「日本のいまを考える」の著者のSACHIKO さんは、精神界と現実世界を
つなぐ大きな役割を持つ人物として、私には紹介されています。
彼女は、私のもとに<ヒツクノカミ>を連れてきた人物であり、その流れで、
「ヒミツツタヘフミ」も書の本体をいただいて知りました。また、いくつかの
沖縄の秘密も、彼女を経由して精神学のなかで知識化されています。

現実のSACHIKO さんに神に使われているという意識は、希薄だったのかもし
れませんが、私にいわせれば、出口王仁三郎、岡本天明、さらには五井昌久と
いう神業者のデータを、精神学につなぐ役割を担った人物です。

重要なのは、彼女が、神秘体験によって、導かれたのではなく、自分の頭で考え、行動した結果が、現在の姿になっているところで、ほとんどの日本人の意識モデルといってもいいのです。その彼女が、こうして表へ出て、文字を記すことの意味を、精神界は、これまで用意した日本人の潜在意識へのはたらきかけを、顕在化するものと私に伝えています。つまり、これからの日本人の意識のベクトルを示すもので、この思考の先に、日本の未来が読める人には読めるものとなるはずです。
                               積哲夫

はじめまして。

今の日本、なんだか変だなぁ、と思われることはありませんか?

衣食住はおかげさまで、なんとか足りても、未来に希望があるのかないのかわからない。声の大きい人だけが、無理を通していくように見える社会は、少しずつ窮屈になってきています。日本はいま、どこに向かおうとしているのでしょうか。

通信会社のコマーシャルで、人気のある三太郎シリーズが放映されています。
「海の声」も「みんながみんな英雄」も、大好きなうた。私にとっては楽しいコマーシャルですが、元となる昔話を知らない子供たちがとても多いそうで、驚きました。さらに、「君が代」を歌えない、知らない、という子供たちも少なくないそうです。

昔話には、その民族の暗黙のルールのようなものが、織り込まれています。
子供の頃、昔話を聞きながら、「弱いものいじめはだめだな」と学んだりもしました。

しかし、それらの登場人物たちは、決して弱さを売り物にしたりはしていませんでした。最近の生活保護問題や反日的言動を見るにつけ、戸惑います。

たかだか三~四十年くらいで、母国日本の精神的な背骨がすっかりふにゃふにゃになった?と、なんだかちょっと寂しくて、とっても情けないような、少し哀しい思いもいたします。

戦後七十年が過ぎ、私は五十代の終わりにさしかかっています。
私が大学に入学してまだ何ヶ月もたたない頃、当時、アーチェリー部の四年生だった安倍晋三さんがマネージャー会議に来られていて、いろいろ教えていただきました。

お父様にそっくりだったので、すぐに「安倍晋太郎さんの息子さんだ」とわかりました。誰にもとても親切で、紳士的な先輩が、今は総理大臣になりました。
当時が懐かしくもあり、「いまは、総理大臣かぁ・・・」と思うと、四十年の月日というものは、ずいぶん内容の濃いものにもなりうるのだなぁ、と改めて思います。

安倍さんは総理大臣になられたけれど、同じ教室に遊び半分で出ていた私は、あちらこちらを旅したり、いろんなところで躓いたり転んだり、様々な生き方探求と人生体験をつんで、いま、ここにいます。
とても不思議な気がいたします。

私は高度成長時代といわれた時代に成長しました。
日本が未来を夢見てまい進してきた時代、多くの民が希望をもっていた時代です。

その負の面として、日本での公害がものすごかった時期も経験しています。
「モーレツ社員」「大きいことはいいことだ」といったコピーが流行ったこともありました。世界を旅する「農協ツアー」は、あちらこちらで物議をかもしたこともありました。

日本全体が有頂天になって、調子に乗っていた時代、ニューヨークのビルを買いあさり、欧米から顰蹙(ひんしゅく)をかいました。結局みんなすってんてんになって、売り払うことになったという、そんな顛末もありました。

こうした時代を乗り越えて、大和魂に目が覚めて、本来の日本に戻るのかと思いきや、いまは何だかふわふわ浮いて根のない浮き草のよう・・・ どうしてこうなってしまったのか、どうしたら、しっかりした自分たちになれるのか、私はとても興味があります。日本の底力は、精神、ものの見方考え方にこそある、と確信しているからです。

世界は今、方向性を見失っているように見えます。
本来はシンプルに解決できるはずのことも、人間社会の強欲によって、その目は曇り、複雑怪奇で、こんがらかった糸のように、とても簡単には解けそうにありません。そんな世界の中にあって、日本はいま、大きな分岐点にあります。

平成二十七年の初夏の頃、長らく訪れたかった知覧に、ようやく行きました。
気ままにひとりで二日間、知覧の町にいて、特攻平和会館でじっくり過ごし考えました。特攻で散った若いみなさんは、どんな日本を守りたかったのでしょう?

最近TBSに残されていた秘蔵テープが発見された三島由紀夫さんは、どんな警鐘を鳴らしたかったのか、どんな提言をしていたのかも、知りたくなりました。

いろいろなことを調べながら、探りながら、GHQの政策により抜け落ちてきた私自身への教育を補填すべく、自らを「育自」しているところです。
どうしたら、次の世代、そのまた次の世代に、素敵な日本をつないでいけるのか、古くて新しい日本を再発見してまいりたいと思います。

多くのみなさんにも、シェアしていけたなら楽しみもまた倍増するかな、と思いました。旅は道連れ 世は情け。
どうぞ皆さまご一緒に、よく学び、よく考え、みんなで幸せになる道を行動に結んでまいりましょう!!

私たちがどう動くかしだいで、日本の夜明けはほんとうに近い!のですから。

柴田サチ子

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