冥土院日本(MADE IN NIPPON)

日本のいまを考える#22 ますます二極化が進む・・・としても。



祝日は玄関に国旗を掲揚しましょう


★精神学協会「日本のいまを考える」から転載

『精神学協会』
http://www.godbrain.com/gb/letter/



■日本のいまを考える#22

ますます二極化が進む・・・としても。


「小池劇場」が炸裂している、ように見えるこの一週間です。
東京は、さらなる墓穴を掘ってしまうのでしょうか・・・私にできることは、一人でも多くの方に事実を知らせ、ご自身で判断していただくことくらいですが道遠く、日々の努力は欠かせないと地道に伝えています。

マスメディアはもう、ほぼ暴力的といってもいいのではないかと思えるほどに、偏っています。
何を重要と考えるか、が、偏っているからなのでしょうが、誘導したい方向に反する事実を「報道しない自由」なんて、あるのでしょうか?

インターネットでニュースを見る人と、そうでない人の視座の違いは、やはり開き始めているといえそうです。

本来は、メディアや新聞から知る内容で判断材料となる情報は集められるはずですが、いま、という時代は、ほぼ総崩れ。産経新聞が「右翼的」といわれているそうで、驚きます。

あまりにも偏向しているところが多く、マスメディア信頼度も若者ほど低いという現実があります。

インターネット自体が、なんだか二極化傾向ではあるけれど、少なくとも地上波テレビや新聞のような「ほとんど左」という状況にくらべれば、両方の情報が出てくるところが、中立的な場、という感じがいたします。


右翼と左翼という言葉がありますが、おさらいしておきたいと思います。

------------- http://vote-japan.com/2015/08/07/uyokutosayoku/#i1 

右翼(右派)と左翼(左派)の語源としては、フランス革命後の議会で座席位置で、議長席から見て、保守派が右側に、革新派が左側に座っていたことからきていると言われています。

保守とは伝統を維持しようとする考えで、革新とは伝統にこだわらず新しくするという意味です。
 
------------- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147393474 


革命当時の「フランス議会の座席位置」というのが、この言葉の一般的な由来です。左右の翼のような当時の議席で、右側の座席が右翼、左側の座席が左翼と呼び合っていました。

従来通りの権限を国王に残したい、という議員たちは右側に座りました。
左側には反対の立場の議員たちが座りました。
※ 当時の投票は起立と着席で行なったので、それぞれ固まって座るのが便利だったのです。

この習慣から 「自国の社会体制に対する姿勢」 を、右翼と左翼という言葉によって区別するようになりました。

私は極右といわれる集団はなんだか叱られそうで昔から苦手でしたが、極左よりはずっといい、と感じながら今に至っています。

たぶん、私も外から見たらどちらかといえば「だいぶ右」に見えるのかもしれません。日本はいま、世間全体が左ですから、中央は左寄りになるわけですが、遠いです。自分では相変わらず、「左右どちらでもない」と思っています。

理由はいろいろ。右も左も賛成できないことがいっぱいあるから、というのが一番実情に近いかもしれません。

大体、いま見える「右」って、なんだか右には見えないことをたくさんやっています。
自民党は、一応「右」といわれているのだろうと思うけれど、最近も移民を増やす(敷居を低くして労働者を進んで受け入れる)方向に動いているし、許せないのは次世代以降に長く激しいダメージを与えるであろう「種子法廃止」を国会通過させたこと。

右と左で森友学園、加計学園、と連日ワーワー騒ぐだけ騒ぎ通し、何をやっているんだか・・・

こんな、国民を護らない売国政策をしているなんて、ほんとに情けなく、これが「右?」と、甚だ疑問を感じます。

かといって、「平和」「人権」「ヘイト」をちらつかせ、国連をも使って、醜い表情で大声で騒げば何でも通ると思っているかのような左翼には辟易としています。極左の活動は
暴力団と同じ論理という感じがします。

もう少し、普通にできないものなのでしょうか。
たぶん、多くの国民がそう思っているはず、と信じてもいます。

ルーズヴェルト大統領当時のアメリカには、政権内にもソ連のスパイがたくさんいたとヴェノナ文書で公開されていますが、いまの日本ではどうでしょうか。

日本はスパイ天国と以前から長く指摘され続けていますが、議員のかなりの数が売国奴であっては、国民はたまりません。

防衛省の機密文書を公開しろと騒いだり、といったこともありました。
スパイとまでいかなくても、反日活動をする議員の存在というのは、どうなのでしょうか?

六月二十六日(月曜日)の虎ノ門ニュースで、青山繁晴参議院議員が、文科省(文部科学省)前事務次官の前川喜平氏について、調べ得たことをお話くださっていました。

青山さんのお話は、「文部科学省」という省庁、また、GHQの政策に従ってきた歴代総理大臣の意向、そうしたものが多く語られていて、小気味よくもあり、不気味でもあると感じられる内容でした。
  
【DHC】6/26(月) 青山繁晴・居島一平【虎ノ門ニュース】
  https://www.youtube.com/watch?v=M6dhO9IpDU0  

前川氏については、報道特注でも、和田政宗参議院議員から公開できる範囲での情報が出ていました。
  
#25 報道特注【加計学園の真相!報道されない2つのコト】
  足立康史と和田政宗がメディアが報道しない真相と本質を話します!
  https://www.youtube.com/watch?v=QG3DjvPpApE 


GHQのWGIPを知った今では、さもありなん、と思いますが、まだ知らない人たちにとっては、あり得べからざる話だろうと想像します。

そして、やはり気になる都議選・・・
なぜ、はっきりわかる矛盾を、本人の弁で見聞きしても矛盾と感じないのか、ほんとうに不思議です。

思い当たるところ、といって、「忙しすぎて脳が劣化しているのではないか」とか、「集団催眠術にかかっているのではないか」とか、考えてみましたが、「私たち自身の心の闇に巻き取られ、正常な判断ができないでいる」というのが一番事実に近いのではないか、と思えてきました。

「だとしたら、東京は選挙敗退経験者の多い小池チルドレンで議場が多く埋まるのだろうか?」と謎は尽きません。

世の中のシステムが、制度疲労を起こしていて、健全な社会を保てないようになっているような感じもいたします。改善するには、政治を変え法律を変えること、GHQの洗脳を解き教育を改めること、という王道はもちろん必要ですが、なんだかその手順では間に合わないと確信できそうなほど、知れば知るほど深い闇の数々があります。

極東軍事裁判、いわゆる東京裁判も非常にいかがわしい内容ですし、太平洋戦争を仕組んだといえる当時のルーズヴェルト大統領は有色人種が大嫌いで極悪非道です。参考資料となる本が次々山積みされていますが、全部を知ることは到底無理でも、己の魂を揺り動かし、冷静な判断が取れる材料さえ蓄積できればそれでよい、と自分自身を鼓舞しながら一歩前へと進みます。

右に左に二極化は進むでしょうが、折々初心に返り、目指す方向を見失うことのないように。

「明るく陽気な心で、元気いっぱい、勇気をもち、根気よく、そして暢気に」とは昔、桧原村でお会いした村上仙人の受け売りですが・・・
一日一日を大切に、後悔を残さないよう、全力投球で歩もうと思います。


戦後教育で抜け落ちた部分の補強に、参考になりそうな本を、ご紹介します。
戦後GHQの政策を受けて、長らく歴史教科書が歪んでいたと思われます。
学びなおすなら、一家に一冊、オススメします。
   
『市販本 新版 新しい歴史教科書』
   杉原 誠四郎、ほか十三名著  自由社  千二百円(税込)   
市販本 新版 新しい歴史教科書
クリエーター情報なし
自由社


教科書は、知りたい部分にアクセスしやすいので、私は手に取りやすいところに置いています。

期間限定で公開されていた日本書紀、古事記のお話「記紀は時空の設計図」、積さんと坂本敏夫先生の対談が読めるとよいのですが、今は残念ながら読めません。いずれ電子書籍で発行されるでしょう。

それまでに、一読をお勧めしたい本があります。百七頁に「建国以来の日本の歴史は鎖国が国是」と明確に書かれていて、私としては拍手喝采でした。
それだけでも買った価値がある、というものですが、ぜひご一読ください。
   
『日本人が教えたい 新しい世界史』
   宮脇淳子著  徳間書店  千円+税
日本人が教えたい新しい世界史
クリエーター情報なし
徳間書店


百七頁が含まれる第七章、第八章は、ほとんど、宮脇先生の恩師であり、夫である先ごろ亡くなられた岡田英弘先生の著作集第三巻『日本とは何か』に、詳しく著述されているそうですが、上記の本を読んでから、岡田先生のご著書を読むほうがよりわかりやすいと思います、と宮脇先生が講義で仰っていました。

また、下記新書の「日本文明の成立事情」の項の七十三頁にも、「鎖国が日本のアイデンティティを作った」という小項目があります。
コンパクトな本ですが、内容がとても濃そうで、大変興味深い本です。これから読みます。
   
『歴史とはなにか』
   岡田英弘著  文春新書  八百円+税
歴史とはなにか (文春新書)
クリエーター情報なし
文藝春秋



平成二十九年六月三十日
柴田サチ子
協力 ツチダクミコ

最近の「日本の今を考える」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2021年
人気記事